のぼりと旗の違いってなに?日本独自なの!でも意外な共通性も?

先日、車で妻と一緒に買い物に出掛けた時、
全国展開している家具店の駐車場の周辺に
おびただしい”のぼり旗”が立っていたので、
思わず今日は何かやっているのかねと妻に訊いた。

それくらい目立つのぼりの数だった。

そう言えば、以前、テレビで外国人のインタビューで
日本に来て驚いたことの中に”のぼり“が、
あちらこちらにあるのに驚いたとのことを思い出した。

外国では、四角い布を店頭に出すとすれば
国の旗くらいしか見ないので一体、
何なのかわからなかったことを話していた
ことを思い出した。

実際に、圧倒されるくらいの”のぼり”を見ると
外国人でなくても驚きますが、
一体、のぼりと旗はどう違うのか質問されても
困らないように確認してみましょう。


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のぼりと旗の違いとは?

のぼりも旗も似ていると思いがちですが、
違う扱いとなっています。

下の挿絵で見てください。




まず、のほりには、短辺と長辺のそれぞれ一方がポールなどで
固定されている細い縦長の旗である。

一般的に、のぼりと言ったらのぼり旗を意味している。

店頭などに見られるのぼりの標準サイズは、
幅60㎝で高さ180㎝となっています。

また、他ののぼりのサイズを見てみると
大相撲のサイズは、横幅90㎝、高さ540㎝
奉 納のサイズは、幅45㎝、高さ180㎝
神 社のサイズは、幅75㎝、高さ540㎝

基本的に、店頭、大相撲、神社の定例祭でのぼりの旗は、
何かをしていますよという目印として立っています。

ちなみに、のぼりと言うと、鯉のぼりを思い浮かべますが、
あれは、あくまでも滝を登るという意味ですのでご注意を。

一方、旗と言うと国旗のような四角い物をさしています。

確かに、こちらも長いポールに高く掲げますが、
1辺だけ紐などで固定している。

そのため、風が吹かない時は、だらり~んとしている。

旗の代表である国旗のサイズは、どうなっているのか?

国連基準で、縦:横=2:3という縦横の比率だけで統一
だから、大きさや長さとして寸法サイズは、無いのです。

ちなみに日章旗は、国旗国歌法の中で次のように決めている。

  • 縦は横の三分の二
  • 日章の直径は、縦の5分の3とする。
  • 日章は旗の中心。
  • 旗の地色は白、日章は紅色。
  • 旗の場合は、国旗のように長方形タイプが多く、
    象徴としての意味合いが強い傾向にあります。

    更に、生地の違いもあるのです。

    のぼりは、薄い生地を使用して、
    左側と上部に乳(ちち)という輪をつけている

    は、生地はしっかりとした厚手もので、
    周囲は、三巻したステッチ仕上げが多い。

    左上部隅は、レーザー留めなどの細工がしてあるが、
    これは、旗がちぎれないにするためである。

    のぼりの日本独自発展?

    外国の方が日本に来ても驚くのぼり旗ですが、
    海外旅行をされた日本人でも似たような物は、
    見ることはないそうです。

    どうして、
    のぼりが日本に定着したのかを探ると・・・

    当然、縦長なので、縦書き社会であったことが
    まず、あげられるがこれだと、お隣の国の中国にも
    あってもおかしくないですね。

    しかしながら、ありません。

    どうやら、のぼりの起源となっている戦国時代の敵味方の判別にあり、
    あの有名な風林火山のようにスローガン表示に活用したことが
    今ののぼりのベース
    になっていると考えられます。

    ですので、今ののぼりは、ほとんど、
    販売促進用としての活用されています。

  • どんな店なのかが分かったり
    • 遠くからでも、お店の判別ができたり
    • キャンペーン中のアピールしたり

    とにかく集客のための広告宣伝物となりました。

    最近では、安全パトロール中などの
    標語を示すツールとしても活用されている。

    もう既に、戦国時代から活用していたのですから当然のごとく、
    庶民でも活用して行ったのでしょう。

    なにせ、神社も大相撲でも使用するくらいですからね~。

    最後に、のぼりと旗の共通性とは何かについて考えて見ましょう。


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    のぼりも旗の共通性とは?

    先程、戦国時代の話しをしましたが、
    実は、旗や国旗も戦い使用していた。

    のぼりのルーツは、戦国時代の流れ旗だったのですが、
    風になびくとまったく、どちらの陣営か分からなくなった。

    そこで、長辺と短辺をとじてわかりやすくしたのがのぼりです。
    これが、戦国時代に活躍したことは、言うまでもない。

    そして、流れ旗そのものは、お隣の中国から伝来したもので、
    もちろん、それは、戦いのために活用されていた。

    では、旗はと言うと、ヨーロッパでは、
    民族のシンボルとして旗を作り
    それを掲げて戦争をしていた。

    植民地時代には、大航海時代には、
    国の旗を高々と高揚して戦っていた。

    実は、もともとのぼりも旗も戦いのために使用していた。
    これが、意外な共通なところなのです。

    それが、旗の場合は、いつしかスポーツなどの祭典で
    象徴や賞賛の意味で高揚する
    ようになりましたね。

    そう言えば、日本では、夏の全国高校野球選手権大会で
    深紅の優勝旗などと称されてます。
    ある意味、真摯な戦いの象徴となっていますね。

    日本ののぼりは、商売の戦いで使用しているので、
    これもある意味、これも凄い転用ですね。

    最後に

    今回、日々の暮らしで何気なく見ていた
    のぼりに意外な意味があり少し驚きました。

    同時に、日本人って、
    とことん転用するのが上手な民族ですね。

    まさか、戦国時代に生まれたのぼりが
    今や、お店の販売促進のために使われているとは、
    とても、思わなかったでしょうね。

    でも、のぼりをみるとなぜか不思議に安心しますよね。
    それほど、日本の街に溶け込んでいるのですね。

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