石狩鍋って鮭鍋?鮭の種類は決まっているの?おいしくする秘訣は?

石狩鍋と聞くと、何かを石で狩りして食べる料理とイメージしますが、実は、北海道を代表する鮭料理なのですよ。

作り方はとっても簡単で、冬の家庭料理の定番でもあります。

良質なたんぱく質やビタミンを含む鮭は、栄養豊富な美味しい魚です。

でもどうして、石狩鍋なのかというその由来や、美味しい食べ方、鮭の種類についてまとめましたので、参考にしてください。


スポンサードリンク




 

石狩鍋とはどんな鍋なの?

石狩鍋は、鮭を主役に使ったみそ仕立ての鍋料理です!

三平汁とよく似ていますが、三平汁は塩鮭を使用しており、石狩鍋は塩漬けをしていない生の鮭を使用します。

豆腐や野菜などふんだんに使われていて、鮭も身や骨・アラなど余すことなく使われているため、鮭の濃厚な出汁がでます。

 

石狩鍋の名前の由来は、江戸時代から昭和初期にかけて石狩川では鮭漁が盛んで、その北海道札幌近辺を流れる「石狩川」で取れた鮭を鍋料理にして食べたことから来ているそうです。

 

始めは漁師の賄い料理で、鮭のぶつ切りと野菜が入れられた肉じゃがのような料理でした。

現在のような味噌汁に入っている形になったのは明治の中頃と言われています。

それを「金大亭」という1880年創業の鮭料理専門店が、メニューとして出したのが始まりだと言われています。

 

他にも石狩市内には石狩鍋を提供するお店が十数件あります。

また、北海道の帯広地方でも十勝川から鮭がたくさん獲れていたことから十勝鍋と呼ばれています。

 

鮭の種類は決まっているの?

北海道に戻ってくる鮭は全て「白鮭(シロザケ)」という鮭で、4種類に分けられます。

なぜ4種類に分けられるかというと、漁獲される時期、産卵までの期間によって、姿・形・味にも違いがでるからです。

 

1つ目産卵のために北海道に9月~10月頃に戻ってきた鮭は「秋鮭」と呼ばれ、北海道の全域で獲れます。

2つ目は5月~8月に獲れる鮭は「ときしらず」「時鮭」と呼びます。

これは、時期を間違えて北海道に寄って来たという意味から来ています。

3つ目は数千尾に一本と言われる貴重な「目近(めじか)」で、4つ目は一万尾に一本と言われる非常に高価な「鮭児(けいじ)」です。

石狩鍋には「秋鮭」使われるのが一般的です。

 

石狩鍋にはオス・メスこだわらずどちらも使用されます。

メスの鮭は栄養を卵に取られてしまっているので、食べるのはオスのほうが美味しいです。

オスの切り身はシンプルに焼いて食べるのに残しておき、鍋ではメスのほうをよく使います。

 

石狩鍋に調理する時は、鮭は丸ごと入れます。

骨も目玉も皮も全てです。卵や白子も入ります。

鮭からサプリメントが作られているくらい鮭の皮の部分にはコラーゲンが豊富です

焼いたり、油で揚げたりするよりもコラーゲンを逃しません。

そのため、鮭を丸ごと一匹使用する鮭はとっても栄養が豊富です。


スポンサードリンク





 

おいしくする石狩鍋の秘訣あるの?

一般的に鍋といえば、白菜を入れますが・・・

石狩鍋では汁に甘みを出すためにキャベツと玉ねぎを入れて鮭の旨さを引き立てます。

石狩鍋はアラを多量に使うことで旨味が増ため中骨や頭の周辺のアラは必需品です。

具材は、豆腐、糸こんにゃく、春菊、ネギ、ジャガイモ、にんじんなど他にもたっぷりの具材を入れます。

鮭は必ず下処理をしないと、生臭さやウロコが残ってしまいます。

 

これだけたくさんの材料が入っているので、それだけで美味しいのですが家庭によっては一味工夫もされています。

出来上がりの最後にバターやチーズを入れてコクを出したり、コーンと牛乳を加えるとクリーミーな味わいになります。

生姜やにんにくをすりおろして入れるなど、アレンジはとても幅広いです。

 

我が家では石狩鍋を作る時は酒粕を入れています。

酒粕を入れると鮭のアラの旨みと、みそ味を酒粕がまとめてくれて、ぐっと深みが増します。みそと酒粕はとても相性が良いです。

みそと酒粕は同量位入れますが、小さい子供は酒粕が苦手です。

小学生の息子は酒粕が入ってないほうが良いというので、調理の途中で分けて作ります。

 

最後に

私は小さい頃にこの石狩鍋がよく食卓に出てきました。

小さい頃は、この石狩鍋が嫌でした。

なぜなら、骨がいっぱい入っていてとても食べにくかったからです。

ですが、大人になった現在はこの石狩鍋がとても好きになりました。

ぜひ鮭の旬な時期に作ってみてください。

 

スポンサードリンク

あわせて読みたい関連記事

コメントを残す