親しかった人の初盆の時期が近付いている。
どしても遠方で、家族の都合、仕事の都合などいろいろありお伺いできない。
そんな時に、故人がとても花が好きだったことを思い出し、初盆のお供えとして花を贈ることにした。
ただ、贈るにしても、
- いつまでに送ればいいのか?
- 故人の好きな花でも大丈夫なのか?
- 一言メッセージを添えたいが、どんことを書けばいいのか?
という不安があるかと思いますので、どうしたらよいか・・・一緒に見てみましょう。
初盆のお供え花っていつまで送るの?
ご存知かと思いますが、初盆は、四十九日を過ぎた最初のお盆を指しています。
そうなのと思って、自分の住んでる地域のお盆の時期に合わせるのは要注意です。
実は、お盆の時期って地域によって違うのです。
ですので、初盆となる地域によって新暦と旧暦でお盆を迎える時期が違いますので、必ず確認しておく必要があります(大事!)
代表的なものとしては、つぎの通りです。
- 関東や北海道:7月13日~16日
- その他の地域:8月13日~16日
※必ず、チェックしましょう。
ということは、お盆の期間になる前に届いていることが良いことが分かります。
しかし、直前過ぎるのも故人の家族も初盆で忙しいので、お盆開始の2日前に届けるように心がけた方がいいかもしれません。
次に、贈る花は、どんな花いいのか気になるかと思いますので見てみましょう。
どんな花がいいのか
故人が大好きな花を贈るのは、とてもいいことだと思います。
ただ、贈ってはいけない花もありますので、それを確認しておきましょう。
というのが、一般的にタブーとされています。
このタブーとされているものを避けたら大丈夫なのですが、それでもどういうものがよいのか判断が難しいようです。
でも、次のように考えるのもひとつの方法です。
葬儀では、仏花として菊の花が多く、また基本的には、白い花をベースにしたものが多い。
しかし、徐々に時間の経過とともに、白ばかりでなく、淡い色の花を入れてみるのもいいです。
よく見受けられるは、ユリ、トルコキキョウ、キク、スターチス、アイリス、デルフィニウム、カーネーションなど。
つつましい中にも華やかさも同居している感がいいですね。
最も、今では、花屋に行くと予算に合わせて、故人やその家族にも喜ばれるものをアドバイスや選定をしてくれますので、活用した方が断然こちらの方がいい。
さらに、メッセージを添えることは、非常に大事な要素になりますが、どんなメッセージにしたらよいのかを見てみましょう。
添えるメッセージは
お供え花と一緒にメッセージを添えることでより一層の気持ちが伝わります。
その点については、多くの方がご存じなのですが・・・
どんなメッセージを添えたらいいのかと悩んでいるのも事実ですね。
そこで代表的な文例を3つ挙げてみました。
これを参考にされることで、その悩みも解決されると思います。
新盆を迎えられるにあたり、心ばかりですがお花を送らせて頂きました。
ご生前の面影を偲び、冥福をお祈りいたします。
この度はお伺いする事が叶わず、心ばかりのお花をお送りし、故人を偲びたいと思っております。
どうぞ、ご仏前にお供えいただければ幸いと存じます。
月日が経つのは早いもので、~様の初盆(新盆)を迎えるにあたり、あらためましてお悔やみ申し上げますと共に心よりご冥福をお祈り申し上げます。
以上の3つ文例なのですが、もちろん、あなたの故人に対する素直な気持ちをつけ加えることでより一層の思いが伝わるかと思います。
いい文例が浮かびましたか!
最後に
親しかった故人、尊敬していた故人、一度ゆっくりと話しかった故人・・・
本当は会いたいけど会えなかった。
本当は、初盆に行きたかったけどいけない。
そんな故人のために、初盆のお供えとしての花とメッセージは決まりましたか?
初盆では、故人へ自分の気持ちをしっかり届けてみましょう!