大人のあせもの原因はコレ!治し方はこの塗り薬!

健康
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あせもと訊くと、赤ちゃんや子供の専売特許のように思えますが、実は、大人でもあせもになるのです。

ホントなの?

ホントです。

たぶん、この記事を読まれている方なら、うん、そうそうと思っているのでは。

実際に、今まであまり気にしていなかったが、急にあせもになってしまい、逆に病気かと気にされる方も多い。

そんな気になる大人あせもの原因を確認しながら、治し方を見ていきましょう。

 

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大人のあせも原因メカニズム

そもそも汗をかく意味は何なのかというと、体温調節のために汗をかくそうです。

この汗は、ほぼ100%水分とのことです。

ですので、体内から水分を出しているので、本来は害にも何にもならない。

 

がしかし、どうしてあせもになるのか?

気温や運動などにより、普段より多くの汗がでるのは当たり前です。

 

その汗が体のどこから出ているのかというと、汗腺です。

この汗腺には、汗の専用管(汗管)と毛穴の2種類があります。

 

この汗は、場合によっては乾きにくいことがあります。

例えば、

 

  • 膝の裏など体の部位によっては、汗が乾きにくい
  • 通気性の悪い衣服により、汗が乾きにくい

 

これによって、スムーズに流れる汗の管が渋滞となり詰まった状態となる。

そして、皮膚の表面に流れる前に、周辺の組織に汗が流れてしまう。

これが、あせもとなる。

 

まとめると

汗 → 汗の管 → 出口付近渋滞 → 出口前に周辺皮膚組織に流れる → あせも

人間の身体の汗腺の数は、赤ちゃんも大人も同じです。

 

一般的に、あせもの症状というと、赤ちゃんなどが発症することが多い。

赤ちゃんなどの乳幼児の場合、小さな体面積の比率からして汗腺の数の割合が多いために、なりやすいというのが大きな理由です。

では、赤ちゃんの汗腺の比率が少ない大人の場合は、汗をかけばこまめに拭くことで解消されると単純に思いますが・・・

 

どうして、大人でもあせもになってしまうのか?

 

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大人あせもの原因

肌の持っているバリアによりなりやすいタイプがある!

 

肌のバリアとは、角質層の潤いを蓄えて乾燥など防ぐことで外部の刺激から守ること。

この肌のバリアが正常であれば、角質層は隙間なく水分などが十分に潤っているいい肌。

 

しかし、乾燥肌や敏感肌の場合は、角質層は隙間がある状態なのです。

先ほど、スムーズに流れる汗の管が渋滞となって、皮膚の表面に流れる前に、周辺の組織に汗が流れてしまうことで、あせもになるという説明をしました。

肌のバリアが正常のいい肌であれば、スムーズに汗は流れる。

 

第一三共MINONのホームページのイメージ図が参考になる。


(出典:http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_minon/)

 

皮膚組織への汗浸透

がしかし、乾燥肌や敏感肌の場合は、角質層は隙間がある状態なので、皮膚の表面に流れる前に、周辺の組織に流れてしまうのです。

 

つまりは、健康な肌状態の場合は、あせもにならない。

しかし、不健康な肌状態の場合は、あせもになる。

とは言っても、自分の肌の状態がどんなものかわからないのが普通です。

特に、あせもは体のいろんな部位になることが多いので、この部位は不健康な肌なんていちいちチェックしていられないと思います。

しかし、あせもを経験した方は、あのかゆみが気になるので、やはり治したい。

どんな治し方があるのか見てみましょう。

 

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大人あせもの治し方は塗り薬

あせもになったら、軟膏を塗って治す。

今のところ、これしかありません。

この軟膏は、ステロイド軟膏と非ステロイド軟膏に分かれている。

 

赤ちゃんなどの幼児に対して、心配するお母さんの気持ちを汲んで、非ステロイド軟膏を用意している場合があります。

 

非ステロイド軟膏は、炎症の根本的治療でなく、和らげるという緩やかな効果となる。

そういう意味では、赤ちゃんなどの幼児には何回も使えるのでいいかもしれません。

 

しかし、大人は、ステロイド外用剤(軟膏)を使うのが手っ取り早い治し方です。

 

大人へのステロイド外用剤(軟膏)投与はどうなの

でも、ステロイドって大丈夫なの?

なんとなく心配だなと思う方もいると思いますので、ステロイドについて補足説明します。

 

実は、体の免疫バランスを保つために副腎皮質で毎日一定量のステロイドホルモンが作られているのです。

 

このステロイドは、どんな働き方をするのかというと次の2つです。

 

ステロイドの働きとは
  • 抗炎症作用(炎症を抑える)
  • 免疫抑制作用(体内の免疫反応を抑える)

 

ステロイド剤は、上記の二つの作用がわずかな量でも作用するのですが、これを大量に使うことが問題となる訳です。

 

基本的に、医者の指導や薬の用法どおりに適正に行えば問題ないということです。

あせもの炎症であるかゆみなどを抑えるために、このステロイド系の軟膏を患部に塗ることで、とりあえずあせもの悩みから解消される。

 

ちなみに、私の場合、医者から処方薬として、リンデロンVGという軟膏をいただいて使っています。(下の写真)

※楽天市場でリンデロンVGに似た成分が配合されているベトネベートN軟膏AS 5g リンデロンVGに似た成分 (指定第2類医薬品)がありますので、一度チェックされてみてはいかがでしょうか。

医者の話では、大概のあせもはこれで治るということです。

もっとひどいあせもの場合は、ステロイドが強いマイザー軟膏があるとのことです。

 

結局、このステロイド系軟膏の塗布方法があせもの治し方となりますね。

 

では、予防は、汗をかかないようにすることですが、なかなか難しいですので、汗をかいたら、こまめに拭き取るようにする。

 

これが一番です。

 

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最後に

あせもの治し方は、お分かりになったでしょうか。

 

意外な回答と思われたかと思いますが、この方法で私は治しています。

 

でも毎年、あせもにりますが・・・

 

陽ざし強い日や気温の高い日は、汗をかかないように気を付けています。

 

ちなみに、汗の臭いは、水分なのでないそうです。

 

実は、皮膚の細菌などが汗と一緒になると臭いが出るそうです。

 

その場合は、シャワー浴や入浴で流す程度いいそうです。

 

とにかく、できるだけ汗をかかないようにしましょう。

 

いや、毎日、冷や汗ばっかりで大変ですかね(-_-;)

 

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