正月飾りいつまではこの日まで!でも関東と関西の違いがある!

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正月飾りっていつからいつまでなのかご存知ですか?

実は、いつまで飾るのかは関東と関西でも違うんですよ!

お正月のお飾りを見ると日本人なら「お正月だなぁ~」と正月気分になります。

しかし、いつまでも飾っておくとなんなとく「お正月ボケ」を感じてしまいますね。

そこで、今回は、お正月のお飾りをいつまで飾るのか、関東と関西の違い、そして処分方法について調べてみました。

一緒に見てみましょう。

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正月飾りいつまで飾るの?

お正月のお飾りの代表として、「門松、鏡餅、しめ縄」は今でもよく見かける事ができますよね。

 

まずは、この3つを掘り下げて見てみます。

まずは、門松です!

土地柄によっては、「飾り松、祝い松、門ばやし」と呼び方にも違いがありますが、門松を飾るのは、歳神様を迎えるという意味があります。

 

歳神様とは、家内安全や稲作を守る神様といわれていてご先祖様であるとも言われています。

 

門松を飾る事により歳神様に正月のお祝いの準備は整っているという目印になります。(歳神様も似たようよ家があるので迷わないためにしっかり表示しないとね)

 

正月飾りの期間と場所

飾りの期間は、松の内の期間になります。

松の内という期間とは歳神様の滞在期間という意味です。

歳神様の滞在期間は七草粥のまでなので1月7日となります。

なので、門松の飾りの期間は1月の7日までということですね。

 

鏡餅

次は、鏡餅です。

鏡餅は、神棚や床の間に飾る事が多いのではないでしょうか。

 

神棚や床の間には神様が宿っている場所です。

お正月に歳神様を迎えますが、迎えた歳神様は、鏡餅に滞在して家内安全や幸せを願ってくれます

鏡餅の飾る期間は1月11日の鏡開きまでです。

ちなみに、神様が宿った鏡餅を鏡開きにいただくのは神様の恩恵を受けるという大切な意味があるのでお雑煮や汁粉などで美味しくいただけるのですよ。

 

しめ縄

最後に、しめ縄です。

しめ縄は神社やご神木、神道などでよく見られますよね。

しめ縄はさかのぼって神話の世界から存在しています。

“しめ”とは神様が占める場所の意味合いがあり、邪気を払い神聖な場所という意味です。

お正月のしめ縄は歳神様を迎える為の大切なお飾りです。

神様を呼ぶ場所は神聖な場所でなければいけません。

なので、門松で歳神様に分かるように目印をつけて、『しめ縄で神聖な場所なので入って来てください』と伝える為のものです。

しめ縄も門松と同様に、松の内の時期になるので1月7日までになります。

では、これらの正月飾りはいつから飾るのでしょう。

いつ飾るの?

飾る時期ですが、12月28日が一番良いようです。

28日の「八」という数字は昔から末広がりといわれていて縁起の良い日とされています。

忙しくて28日にできなかった、または忘れてしまった方は30日にしましょう。

29日の「九」は「苦」と言う意味合いがあり31日は今年最後の日という事になるので、一夜飾りで歳神様に失礼とされていますので避けなければいけない日になります。

 

一般的なお飾りについて説明してきましたが、地方ごとに違いがあるようですので、今お住いでの習慣を確認しましょう。

さて、いつ飾るのかわかったが、いつまで飾るのかについては、関東と関西での違いがあるので見てみましょう。

 

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関東と関西の違い

もともと昔は、1月20日までがお正月期間でした。

また、『松の内』の期間も15日と現代の一般的なお正月と違います。

 

これには歴史的な問題があるようです。

昔、徳川幕府の時代に徳川将軍家光が亡くなった日が20日だったことから、「御触書(おふれがき)」が発令されました。

これは、20日に亡くなった家光にちなんで縁起が悪いからと通達されたものです。

このことにより縁起の良いお正月行事を早めたのです。

そのために、松の内の期間が15日から7日に変わります。

この風習は、関東中心に広まったが、関西までは広がらかったようです。

これが一番の関東と関西の決定的な違いになるのです。

 

まとめると

 関東地方 

お飾り7日

鏡開き11日

お焚き上げ15日

 

 関西地方 

お飾り15日

鏡開き15日

お焚き上げ15日

 

昔は統一されていた民間行事でしたが、幕府の発令がうまく伝わらなかった為に、現代の関東と関西の違いが大きく変わる原因になったのですね。

 

ところで、神様を呼び寄せる正月のお飾りですが、この処分方法って?どうすればいいのでしょうか。

きちんとした処分方法を知らないと罰が当たってしまうのでは?
不安になりますよね。

次は処分の方法について説明していきますね。

 

正月飾りの処分方法は?

一般的に有名なお焚き上げというのは、どんど焼きです。

どんど焼きって聞いたことあるかと思いますが?

地方によっては、呼び方もいろいろあるようです。

このどんど焼は近くの神社や地域でも行われる日本全国に伝わるお正月の行事のひとつです。

ほとんどが1月15日の「小正月」に行われている

 

お正月にお世話になったお飾りや書初めなどを持ち寄り1カ所に積み上げて燃やす火祭りです。

お飾りを燃やす事によって、煙が天へと舞い上がり歳神様を見送るという大切な行事なので、なるべくならば処分方法は「どんど焼き」で行う事をおススメします。


ちなにみですが、どんど焼きで焼いた餅を食べると「無病無息」と言われて一年間健康でいられると言われています。

 

機会があれば食べたいですよね。

 

しかし、現代人は忙しい方がたくさんいます。

その人の為に家で処分できる方法を特別に紹介します。

  1. 大きな紙を用意します。(新聞紙で大丈夫です。)
  2. 用意した紙に左、中、右と塩をかけます。
  3. お清めした紙に飾りを乗せ同じ様に左、中、右と塩をかけます。
  4. 紙をまとめて新しいごみ袋に入れます。
  5. お飾りをいれたごみ袋の中に塩をかけてお清めします。
    (袋を閉じる時に歳神様に感謝をしましょう)
  6. 最後に燃えるごみの日に出して完了です。

昔に比べて今は元旦からお仕事をしている人がたくさんいます。

そんな中で時間を作る事って難しいですよね。

感謝の気持ちさえ忘れなければ通常のゴミとして処分しても問題ありません。

 

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終わりに

正月飾りいつまでなのか、関東と関西の違いはお分かりになりましたでしょうか。

一年の始まりを良くするためにもお飾りが重要な役目をしてくれている事が分かりました。

意味も大切ですが、お飾りを見るとお正月気分を味わう事ができますよね。

お餅を食べて正月太りや子供達が喜ぶお年玉で金欠なんてこともありますが、お正月が嫌いな日本人はいない?と思いますね。

一年を素晴らしく過ごす為にも今度のお正月のお飾りはちょっとだけ奮発するのもいいのかもしれませんね。!(^^)!

私は、年末に近くの神社でしめ縄を買います。今までよりも少しだけ高いしめ縄を買えば良いことがありそうなきがしてきたので…

皆様も少しだけお正月のお飾りを見る目が変わったのではありませんか?

 

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