「ダイエットに挑戦するがいつも失敗してしまう」と思っていませんか?
あるいは、一時的にうまくダイエットてきたけど、リバウンドしてしまうのはどうしてなの?
失敗は何度もしているのにその原因はひとつもわからない、というのが正直なところではないでしょうか?
実は、ダイエットは適切な方法で行えばまず成功します。
でも、失敗をするのにはちゃんと理由があるのですよ。
今回は、そんなダイエットに失敗する3つの理由について調べてみました。
一緒に見てみましょう。
理由1:食事と筋トレのバランスを忘れている
体重を必要以上に気にしすぎてその中身に目を向けていない。
これは非常に多いです。ダイエットというと体重を減らすという意識が根強くありますよね。
それは間違いではありません。でも重要なのは減った体重の中身なのです。
もし減った体重のほとんどが体脂肪だったのなら、見た目はよくなりますし、リバウンドもしにくくなります。
体脂肪の多さが原因で太って見えていたのですから、それを減らせば見た目がよくなるのは当然です。
では減った体重のうち、筋肉の比率が多いとどうでしょう?
筋肉は身体の中で最もエネルギーを消費しますから、これが減ると代謝が落ち、太りやすくなります。
そこで食事を元に戻せば当然リバウンドします。
むしろ代謝が落ちている状態で食事を戻したら、リバウンドしないわけがないですよね。
このような失敗は特に運動を行わないダイエット、食事管理だけで痩せようという方法に多く見られます。
筋肉は負荷をかけなければ弱っていきますから、筋トレもせずに食事制限だけで痩せれば当然筋肉は落ち、太りやすい身体になります。
筋トレなしの食事制限の痩せ → 代謝低下状態 →食事するとリバウンドする!
これでは本末転倒ですよね。
✅ですので、ダイエットをするときは最低限、なんらかの運動をするようにしましょう。
特に筋トレは減量中の筋肉の維持に高い効果がありますから、できる限り取り入れていきたいところです。
では、ダイエット失敗の理由2は何か見てみましょう!
理由2:年中ダイエット向けの食事を食べている
これもよくある失敗の原因です。
リバウンドを恐れるあまり、ダイエットの食事をやめるのが怖くてずっとダイエット食を食べ続ける。
実はこれ、体重が減らないばかりかかえって太りやすくなります。
なぜ年中ダイエット食を食べるのがよくないのか?
一番の原因は身体がダイエット食に慣れてしまうことです。
人間の身体は極端な状態に陥らないように、行きすぎたら抑える機能が備わっています。
たとえば運動で体温が上がったときは、汗と一緒に熱を外に出すことによって、体温の極端な上昇を防ぎます。
このような仕組みを恒常性(こうじょうせい:ホメオスタシス)といいます。
ダイエットでもこのホメオスタシスは働きます。
具体的には、体重が減るにつれて、体重が減りにくくなります。俗にいう停滞期ですね。
このような現象が起こる原因がこのホメオスタシスという仕組です。
ではこのホメオスタシスの働きを弱め、停滞期を抜けることはできないのでしょうか?
実はこれ、簡単にできます。
その方法は、ダイエット中でもたまに高カロリーの食事を食べる日を一日入れるというものです。
この高カロリーの日をチートデイと言います。
気になる3つ目のダイエット失敗の理由3は何か見てみましょう!
理由3:タンパク質の摂取量が少なすぎる
最後に女性に多い間違いとして、タンパク質の摂取量を減らしてしまうことを挙げておきます。
これはタンパク質のカロリーが1グラムあたり4キロカロリーということから起こる誤解だと思われますが、
実は、タンパク質は多少多く摂っても体内で脂肪に変わることはありません。
むしろ肉や魚などの高タンパク食材は消化に多くのエネルギーが必要なため、むしろ食べた方が痩せやすくなります。
また、タンパク質は、筋肉はもちろん、皮膚や髪の毛、血液や骨にいたるまであらゆる細胞の合成に使われます。
そのためタンパク質の摂取量が少なすぎると、ダイエットに不利なのはもちろん、健康面でも様々なデメリットが生じます。
だからダイエットをするときは、逆にタンパク質の摂取量を増やす必要があるのです。
まとめ
以上がダイエットに失敗する3つの理由です。
もちろん失敗の原因はこれだけではありません。
細かい理由を挙げたらきりがないぐらい、失敗の原因はあります。
ですが、ここに書いた3つのポイントを押さえるだけでも失敗の確率は大幅に下がります。
ですので、まずは食事の見直しをして、とりあえず運動をはじめてみてください。
これだけでもちゃんとやればしっかり痩せられますから。