効果的な筋トレする時間帯はコレ!3通りのケースで大解説!

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これから筋トレをはじめる方や、筋トレをはじめてみたけれどまだよくわかっていない方が迷うことのひとつに、何時ごろトレーニングをすればいいかという問題があります。

これは初心者向けの書籍やウェブサイトにも書かれていないケースが多いですし、熟練者でも意見が分かれるため、いまひとつ明確ではありません。

そこで今回は、この筋トレを行う時間帯について、3通りのケースに分けて、その理由などについて紹介していきます。


 

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基本は夜8時ごろ(朝7時起床の場合)

まず一番効果的と言われている時間帯のひとつが夜8時ごろです。

これはなぜかと言うと、身体に十分な量のエネルギーが蓄えられているので、発揮できる筋力が十分だからです。

筋トレで一番使われるエネルギーは、糖質・炭水化物から作られるグリコーゲンです。

 

グリコーゲンは糖質のひとつグルコース(ブドウ糖)がたくさん連なってできたもので、筋肉に蓄えられた筋グリコーゲン、肝臓に蓄えられた肝グリコーゲンに分けられます。

これらのグリコーゲンは筋トレのような無酸素運動で大量に消費されるため、日中の食事で十分な量を体内に蓄えておいたほうが筋トレの効果は高くなると言われています。

逆に早朝というのは、寝ている間に体内のグリコーゲンをほとんど使い果たしている状態なので、この理屈から言うと筋トレには適していません。

早朝はグリコーゲンが少ない分、脂肪がエネルギーとして使われやすいので、むしろウォーキングなどの有酸素運動で脂肪を燃焼させるほうが適しています。

筋トレするベストな時間とは
  • 一番効果的な時間帯のひとつが夜8時ごろ
  • 不向きな時間は、早朝

 

午前中のトレーニングも場合によっては効果的?

では、筋トレの効果を高めるにはなにがなんでも夜行うべきで、午前中に行うのは良くないのでしょうか?

実は必ずしもそうではありません。

これは筋トレ自体の効果というよりも、それ以外の生活に関わってくるお話です。

 

たとえば休日にトレーニングをする場合、せっかくの休みだからと昼間のうちいろいろな楽しみに興じるとします。

そして夜8時になって、”さあ筋トレをしよう!”という気分になるかというと、必ずしもそうではないですよね?

 

体内のグリコーゲンの量が万全でも、気持ちは休日を満喫してあとはゆったりしたい。

これでは集中してトレーニングできませんし、トレーニング自体を億劫に感じるかもしれません。

もしあなたがそういうタイプの人間なら、休日は午前中にトレーニングを済ませたほうがいいかもしれません。

 
朝食でしっかりエネルギーを取り込んでおいて、午前10時か11時に筋トレをして、昼食で炭水化物とタンパク質をしっかり摂って筋肉の合成を高める。

これはこれで理にかなった方法と言えます。

 

実際にやってみると午前中のトレーニングでもそこまで筋力は落ちませんし、トレーニング後に今日がまだあと半日あるというのは精神的に気楽です。

 

平日は終業直後でいい!

ここまでで夜8時と午前10時ごろのふたつをご提案しましたが、多くの方は平日の午前中は仕事があるためジムに行けず、終業時間によっては夜8時きっかりにトレーニングを始めることも難しいかもしれません。

そういう場合はあまり時間をはっきり決めず、終業後に軽くエネルギー補給をしてジムに行くのがいいでしょう。

朝昼の食事をしっかり食べていれば、夕方の時点でグリコーゲンはある程度蓄積されています。

あとは昼から時間が空いていることを考慮に入れて、バナナやゼリー飲料などの消化の良いものでエネルギーを補給すれば、夜6時ごろでも十分なパワーを発揮できます。

逆に帰りが遅い場合でも、終業直後にジムへ行くと決めておけば、なにも考えなくても筋トレを継続できます。

「今日は夜8時を過ぎたからやめておこう」などと考えていては、結局ずるずるとやらずに時が過ぎて、そのまま筋トレ自体を辞めてしまうかもしれません。

これでは本末転倒ですよね。

 

まとめ

基本は夜。でも臨機応変に。

結局のところ、肉体的にベストな時間帯が夜8時ごろだといっても、それは理想論であると同時に科学的な研究でそういう結果になったというだけの話で、実生活に落とし込んだときは事情が変わります。

そのあたりを考慮に入れて臨機応変にトレーニング時間を調節したほうが、結果的には良い効果が得られるかもしれません。

 

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