インフルエンザの予防接種!子供がなぜ2回?二つの理由から?!

健康生活
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冬が始まるとテレビなどでインフルエンザの猛威について報道されています。

インフルエンザにかかってしまうと学校や仕事は1週間行く事も出来なくなってしまう。

毎年、どの県でもインフルエンザ注意や学級閉鎖のニュースが流れていていますよね。

インフルエンザは風邪の症状と似ていますが、どうして風邪薬ではダメなのでしょうか?

それに大人は1回でいいのに子供は2回もインフルエンザ予防接種しなければいけないのでしょうか?

インフルエンザとその予防接種のことを知るために色々と調べて見ましたので、参考にしてください。


 

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子供のインフルエンザ予防接種の2回はどうして?

元々、2010年までの子供のインフルエンザ予防接種は、13歳未満は2回接種でした。

具体的には、1歳未満は0.1ml/回、1~6歳未満は0.2ml/回、6~13歳未満は0.3ml/回、での13歳未満は2回接種

そして、13歳以上は1回接種でした。

 

これが、2011年から以下のように変更になりました。

  • 13歳以上は0.5mlを1回
  • 3~13歳は0.5mlを2~4週間隔で2回
  • 3歳未満は0.25mlを2~4週間隔で2回

 

どうやら、回数2回は変わらずに小児のインフルエンザ予防効果としての抗体量が不十分と判断されて、WHO(世界保健機関)推奨用量に変えた。

やはり、子供は大人と違い2回の予防接種が推進されています

それには、きちんとした理由があります。

 

2回の予防接種の理由とは

理由1:持続性の効果から
3歳以上の子供は、1度の予防接種で大人と同じ量を摂取します。

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンと言われていて1か月しか効果が持ちません

2回目の予防接種をする事で、幼い子供にも高い免疫力がつきます

効果の持続は5か月と格段に1回目よりも上回ります。

理想の予防接種は1回目から4週間はあけて2回目の接種をするのが一番有効な手段になります。

 

理由2:抗体がつくりにくい
また、2回目の摂取により約2週間で抗体ができて働きだします。

この抗体は大人に比べて子供はつきにくいので2回の摂取で抗体をつくるという事です。

子供がインフルエンザの予防法は、風邪の予防と少し似ていますが手洗いとうがいは常に心掛けて下さい。

菌を身体に入れない事が一番の予防と言えます。[/colored_box]
 

特にお母さんは子供の看病から食事の支度までしなければいけません。

食事を作る時は、必ず手のひらだけではなく肘から指の先まで洗いましょう。(まるで、手術をする前の医者のような感じですね)

もしも、子供がインフルエンザにかかってしまった場合の対処法は、ゆっくりと休ませてあげる為と他の家族に感染させない為に個室に隔離する事が大切です。

また、ウィルスは乾燥を大変好むので加湿器や濡れタオルなどを干して万全の対策をしましょう

もちろん、人との接触する時などはマスクの着用は絶対条件です。

ここで、心配なのは、インフルエンザと風邪の症状がにているのでどう違うのかことを知っておくと多少なりとも回避ができると思いますので、見てみましょう。

 

インフルエンザと風邪の違いってなに?

風邪とインフルエンザの違いですが、根本の菌が全く違う

風邪のウィルスはライノウィルスやコロナウィルス、アテツウィルスなどですが、

インフルエンザのウィルスは、インフルエンザウィルスです。

インフルエンザの症状は、初期症状がほとんどなく一気に38℃以上の高熱や関節痛、筋肉痛食欲不振、頭痛などの症状が全身に現れます。

その点、風邪はゆっくりと進行していくので風邪の引きはじめに薬を飲むと症状が治まる事もありますよね。

なので、ウィルスが全く違うインフルエンザは風邪薬では治せません。

インフルエンザと風邪の症状の徹底的な違いについてですが、わかりやすく箇条書きしてみると・・・

<インフルエンザの症状>

1~3日の潜伏期間が後に発症する。

  • 一気に高熱が出る
  • 2次症状として咳、ノドの痛み、鼻水、
  • 10日前後で治癒

 

<風 邪の症状>

1~3日の潜伏期間後に発症はインフルエンザと同じです。

  • 咳やのどの痛み、鼻水
  • 熱が出る
  • 熱が下がると治癒

 

急激な高熱には、要注意と言えますね。

インフルエンザを甘く見ると大変な事になります。

症状が重症化してしまうと脱水症状や肺炎、急性脳炎を合併してしまう恐れがあるので、すぐにかかりつけの病院を受診して下さいね。

大人の自分がインフルエンザになっても大変なのに、体力的に弱い小さな子供がかかってしまうのは避けたいですよね。

だから、子供の予防接種は2回となっているのですね。

とは言っても、子供がに年老いた両親と同居している家族と一緒に住んでいる場合もありますので、家族も対策が必要ですよね。

 

家族の対策はどんな方法がいいの?

子供と同じように年老いた両親と同居している人は心配が多いのではないのでしょうか。

年を取ると共に免疫力が低下してしまうので、インフルエンザにかからないようにする事が大切ですが、インフルエンザウィルスは免疫力が弱いとすぐに感染します。

そのためにも、インフルエンザ予防接種が必要なのです。

厚生労働省の公式にも発表されていますが、インフルエンザにならない為に予防接種をする訳ではないのです。

では、何のためにと思いますよね。

それは、症状がひどくならないようにする為にインフルエンザ予防接種を推進しているとのことです。

 

ということは、予防接種では、感染を防ぐことはできないのです。

しかし、発症を抑える効果や重症化を防ぐ効果があるので、忘れずに予防接種するようにした方が得策ですね。

どうしても外に行くと色々な人からの菌をもらってします恐れがありますが、ウィルス菌がいる病院は特に気をつけなければいけません。

外出時には、もちろんマスクは着用しましょうね。

 

まとめ

季節の嫌な風物詩のようなインフルエンザですが、日頃から習慣で手洗いとうがいをする事が大事だとつくづく感じました。

小学校の頃に水飲み場やトイレに張り紙で手洗いをしましょう!と書かれていましたよね。

本当に大事です。

私も数年前にインフルエンザにかかってしまった事があります。

突然、悪寒を感じて熱を計ると驚くほどの高熱でした。

2度と同じ目にあいたくないと思い毎年、インフルエンザの予防接種を受ける様にしているのですよ。

もう、あの高熱のインフルエンザはこりごりですからね。

 

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