インフルエンザや風邪にマスクは効果あり!しないとマナー違反!

健康生活
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冬になると、風邪が流行り、インフルエンザも流行します。

電車やバスの中にもマスクをした人が増えますよね。

マスクをする事によって、風邪やインフルエンザから体を守る事は可能なのでしょうか?

またマスクをすると、どんな効果があるのでしょうか?

そこで、今回は、いつも何気なく使っているマスクがインフルエンザや風邪に効果あるのかについて調べてみました。

では、早速、見てみましょう。


 

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インフルエンザの猛威がマスクの流行を後押し

マスクの始まりは大正年代!

当初は「工場マスク」と呼ばれ、工場内での粉塵よけとして作られた。

当時の製品は、真ちゅうの金網を芯にして、布地をフィルターとして取り付けたものであった為、吐息によってさびてしまうなどの耐久性の問題や工場用という特殊な用途に限られていた為に、当たり前ですが、一般には普及しませんでした。

 

ところが、1919年(大正8年)に全世界で大流行したスペイン風邪で、マスクが一般に普及することになった。

今でいうインフルエンザで、全世界に流行し、感染者が6億人

死者は4,000~5,000万人と言われ、日本では、39万人の方が死亡したと言われている。

とても、信じられない数字ですね!

このスペイン風邪を予防するために、注目を集めたのが“マスク”です。

この時の需要はブームをはるかに超えるもので、メーカーの生産が追いつかず、品質の低下も招きました。

その後、需要も落ち着き、徐々にマスクが普及し始めましたが・・・

なんと関東大震災の後、内山武商店から“毒マスク”という商標でマスクが発売されたのをきっかけに、マスクの普及に拍車がかかりました。

このあたりから業界もにわかに活気づき、様々な品質改良も進みました。

その後もインフルエンザがたびたび猛威をふるい、その度にマスクが流行り、マスクの出荷量も爆発的に増えていきました。

それとともに、さまざまな品質に工夫も重ねられ、昭和23年ごろから、現在の形になりました。

では、インフルエンザの流行と共に普及したマスクは、本当に予防にどのような効果があるのでしょうか?

そのことについて、見てみましょう。

 

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インフルエンザにマスクは効果あり

インフルエンザの予防にマスクの効果があるのかないのかとなんとなく疑問に思いますよね。

インフルエンザのウィルスは、非常に感染力が強くインフルエンザにかかった人が咳をすると、ウィルスが空気中に飛び散る為、それを吸うことで感染してしまうのです。

 

そして、冬に流行する風邪やインフルエンザのウィルスは、寒さや乾燥を好む傾向があります。

そのため予防法は、

  • ウィルスを寄せ付けないこと
  • 寒さや乾燥を防ぎ、ウィルスが繁殖・生存しにくい、発症しにくい環境をつくること

が一番です。

 

それには、実は マスクが効果的なのです。

 

マスクをするとのどや鼻の粘膜を冷えや乾燥から守り、ウィルスが繁殖しにくくなります。

マスクの内側に、湿らせたガーゼなどを当てておくと一層予防効果が高くなります。

 

また、インフルエンザにかかっている人が咳をすると、ドアノブや手すりなどにウィルスが飛び散り、そのウィルスを知らず知らずに触っていることがあります。

それが、ウィルスの菌がついてしまった手で、口や鼻の周りを触ることによって、非常に感染力の強いウィルスが体内へ入ってしまうのです。

ところが、マスクをする事で、手に着いたウィルスが口や鼻から菌が入る事を防ぐ事ができます。

ただし、インフルエンザのウィルスはとても細かく、ウィルスは不織布(ふしょくふ)マスクの繊維のより小さい為、マスクの不織布の隙間から侵入することができてしまうので、マスクでウィルスを完全にシャットアウトできないのです。

 

しかし、最近はマスクの品質性能が非常に高くなっているので、99パーセントウイルスを予防するマスクやウィルス飛沫をブロックなどの性能のいいマスクを皮膚としっかり密着させていればかなり高い確率でウィルス予防ができます。

 

あくまでも確率としては高いのですが、できるだけ完璧にしたいにしたいですね。

マスクをどんな風にすれば、ウィルスをシャットアウトできるのかを見てみましょう。

 

ウィルスをシャットアウトするためには

実は、ウィルスが侵入する経路は、マスクと顔のすき間です。

ほほや鼻の横のすき間から、どんどんウィルスが侵入するのです。

マスクと皮膚に隙間ができないようにただしく装着する事が大事です。

前述したように、ウィルスは冷たい空気と乾燥した場所を好み、生存繁殖します。

マスクを正しく隙間なく装着すれば、呼吸に含まれている湿気や暖気が口の周りから逃げません。

湿気が保たれれば、気管支や鼻の中に風邪の細菌やウィルスが繁殖しにくい為、ウィルスがマスクを通過しても、発症しにくいのです。

品質のいいマスクを正しく肌に密着させてウィルスが体内へ入るのを防ぎ、口内や鼻の中の湿度を保ち、繁殖させない環境を作りましょう。

自分がインフルエンザにかかった場合には、マスクをする事によって、ほかの人へウィルスを感染さないように、ウィルスの拡散を防ぐ事もできます。

 

マスクを正しく隙間なく装着が、重要なポイントのようですが…

完全なシャットアウトは難しいのようです。

がしかし、湿度の維持効果やウィルスの拡散防止には効果があるようですね。

では、インフルエンザばかりでなく、風邪をひいてしまった時、また風邪を予防するためにマスクはどう使ったらいいのでしょうかを見てみましょう。

 

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風邪のマスクはマナー効果もある

風邪にはどうなのかというと結論から言うとインフルエンザでのマスク効果と同じです。

インフルエンザは季節性があり、冬の時期に発生し、高熱や咳・のどの痛み・全身倦怠感や関節痛などが主な症状です。

しかし、風邪は季節関係なく発症して、くしゃみやのどの痛み、鼻水・鼻づまりなどの症状が主にみられます。

ですから、冬の寒い季節だけではなく一年中、風邪をひいている人がくしゃみや咳をするたびに、唾液や鼻水と共にウィルスや細菌がまき散らされているのです。

しかし、マスクをしていれば、だ液や鼻水は飛び散りません。

ですので、風邪をほかの人に感染させないようにする予防効果はあります

風邪のマスクはマナー効果もあるということです。

そして、マスクをしていると湿度が保たれることで、

  • のど付近が温かくなりウィルスの活動を弱めることができ、
  • のどの粘膜にウィルスが付着しにくい状態が作られるので、

風邪を予防することができるのです。

 

また、不織布(ふしょくふ)マスクはくりかえし使用できるものの方が経済的に思えますが、風邪予防に使うならば使い捨てのものの方がおすすめです。

 

1日1枚程度の使用が目安!

2日以上の使用は、マスク表面に多く付着しているウィルスを広げてしまうかもしれないためお勧めできません。

また、マスクには風邪の原因であるウィルスや細菌がついています。

外からマスクをつけっぱなしで家の中に入ると、家じゅうに細菌やウィルスが飛び散ってしまうので、マスクをつけて外出したら、玄関先で外しましょう。

また、マスクに触るときはゴムの部分にだけ触るようにするとウィルスが手につきにくくなりますよ。

 

夜 寝ている時にマスクをすると、のどの乾燥を防ぎ、ウィルスの侵入と繁殖を防ぐ事ができ、風邪の予防に役立ちます。

うっかり風邪をひいてしまったときは、マスクをして寝ると、喉の保湿になり、風邪のウィルスや菌も繁殖しにくく治りも早まるでしょう。

 

最近は、マスクに湿り気がついているものもあります。

より保湿効果が高まり、風邪予防にはもってこいですね。

しかし、濡(ぬ)れているマスクは通気性がないので、風邪で鼻がつまっている場合に使用すると、息苦しくなって、思わぬ事故が起きる事もありますので注意してね。

ですから、濡(ぬ)れたマスクを使用する場合は鼻呼吸が十分にできるときに、口だけを隠して使用してください。

 

終わりに

インフルエンザや風邪にマスクは効果があるようです。しかも、マナーとしてもいいですね。

私たちは、無理をした時や、体が冷えて抵抗力が落ちている時にウィルスに負けてしまいます。

普段から栄養のある食事をとること、十分な睡眠と休息をとる事が大事ですが、そのほかにも、手洗い・うがいでウィルスから体を守る事はできます。

またマスクをする事で、他の人へ移すのを防ぐ事もできますので、風邪をひいても休息をとれない時には、周りへのエチケットとして、マスクをする事も必要かもしれませんね。

自分でできる予防法で、自分の身体を守って行きましょうね。

 

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