肺活量の鍛え方の呼吸でカラオケ上手!このやり方で声量アップ!?
2016.12.04
カラオケは言わずと知れた現代日本を代表する文化です。
ほぼ誰しも一度は利用したことがあるでしょう。
そして、歌をもう少しうまく歌えたならいいなあと思ったことありませんか?
それにはどうすればいいのでしょう?
それは、歌を歌うときにまず大切なのは音程と声量ですが、声量を向上させることがいいのです。
この声量については、肺活量を鍛えることでカラオケを歌うことも非常に楽になり上手になるのです。
今日は、そのための肺活量を鍛えるための呼吸法と運動がありますので、どんな方法なのかを紹介します。
肺活量を鍛え方とは
肺活量を鍛える方法として、腹式呼吸と胸式呼吸を使い分けることからはじめます。
まずは、肺に取り込める空気の量を可能な限り多くしましょう。
これを可能にするにはこのあと解説する完全呼吸をマスターする必要がありますが、完全呼吸を正しく行うためには、腹式呼吸と胸式呼吸を意識的に行えなければなりません。
で、どんな方法なのかを説明しますが、その前に、前提となる腹式呼吸と胸式呼吸について説明します。
腹式呼吸とは
これは肺の下にある横隔膜の上げ下げを重視した呼吸法で、息を吸うときにお腹を前にせり出して横隔膜を下げ、息を吐くときにお腹をへこませて横隔膜を上げます。
腹式呼吸はヨガやストレッチなどのリラクゼーション中心の体操や、歌唱などに適しているとされる方法で、これを練習するだけでもそれなりに声量は出るようになります。
この繰り返しです。(慣れると意識しなくてもできます)

胸式呼吸とは
この呼吸法は、別名肺式呼吸とも言われいて、胸郭(胸骨、肋骨、胸椎で囲まれた部分。要するに肺のあたり)の上げ下げを重視した呼吸法で、息を吸うときに胸郭を拡げ、息を吐くときに胸郭を狭めます。
この繰り返しです。
このふたつの呼吸法を十分に練習したら、いよいよ完全呼吸の練習に入ります。
完全呼吸とは、腹式呼吸と胸式呼吸のふたつ呼吸法に肩呼吸を加えた呼吸です。
この完全呼吸を習得すると、歌う時の一瞬で息継ぎがスムーズになるのです。
完全呼吸をマスターしよう!
完全呼吸は上記の通り、腹式呼吸と胸式呼吸に肩呼吸を加えた呼吸法です。
肩呼吸については胸式呼吸のときに肩を上げるだけで自然にできますが、意識的に行おうとするとかえって肩に余計な力みが生じることがありますから、あまり考えなくていいです。
完全呼吸は腹式呼吸と胸式呼吸を同時に意識して行うのが正しいですが、
ポイントとしては、慣れるまでは腹式から入ってそのあと胸式に移行した方がやりやすいです。
その方法は、次の通りです。
- まずは一度息を吐き切ったあと、鼻から息を吸ってお腹をせり出します。
- そして、すぐに胸を張りだし、お腹と胸を目いっぱい張って肺に空気を取り込みます。
- 限界まで空気を吸い込んだら、今度は口から息を吐きます。
- 息を吐くときはみぞおちからおへその下までお腹全体に力を入れ、肺の中の空気を全て押し出すつもりで吐き切ります。
ただし、実際は肺の空気を全て吐き切ることはできません。
あとはこれを繰り返します。
これを何回も練習して一度に取り込める空気の容量を増やしたら、今度は瞬時に吸い込んで瞬時に吐く練習をしましょう。
歌うときは一瞬で息継ぎをしなければなりませんから、意識しなくてもすぐに完全呼吸ができるようにしておきましょう。
さらに、時間があれば肺活量のアップさせるための運動も取り入れてみるのもいい。
水泳やジョギングで肺活量の底上げ
最後はやはり水泳やジョギングなどの有酸素運動です。
当たり前すぎるかもしれませんが、水泳などの長時間持続する運動が一番肺活量を増やします。
陸上でも水泳でもなんでもいいので、持続時間が長い運動を週一回でもいいので行うようにしましょう。

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そしてある程度体力がついてきたら、少しずつ自分の限界を伸ばすようにしましょう。
ジョギングなら走行ペースを増やし、水泳なら距離を増やします。
ただし自分の限界を大幅に上回るトレーニングはかえって悪影響がありますから、あくまで少しずつだけ限界を引き上げるよう意識しましょう。
まとめ
以上が肺活量を上げ、声量を増やすための練習法です。
これらはカラオケで声量を増やすこと以外にも、呼吸自体をスムーズにしたり、基礎体力を向上させたりするのに役立ちます。
また特別な道具は必要ありませんので、今日からすぐに始めることができます。