子供に祖父母から、叔父叔母から入学祝いをもらったのだけれど、お返しした方が良いの?
- もしお返しするなら、どんなタイミングでお返ししたらいいのだろう?
- お返しするものはどんなものがいいの?
- 現金でお返しするなら金額の相場はどのくらい?
- のしの書き方はどうすればいいの?
などなど、入学祝いをいただいた際のお返しマナーについて紹介します。
入学祝いのお返しはマナーなの?
初めて入学祝いをいただいた時、お返しするのが一般的なのかどうかわからない方も多いと思います。
結婚祝い、出産祝いなどでもお返しをするのが一般的ですから、入学祝いも当然お返しをするのがマナーと思われがちです。
しかし、入学祝いに関してはお返しをしないのが一般的と言われています。
どうしてなのか・・・
入学祝いは本来、子供本人に向けてのお祝いなので、収入がない子供からお返しをする必要はないというのが主な理由です。
また、入学祝いは身内や、親戚間で行われることが多く、お返しはしない場合が多いようです。
その代わりに
などをすると非常に喜ばれると思います。
✅ その際には、入学式の写真と一緒に手紙を送るなどするといいですよ。
地域によっては、お返しするのがマナーというところもありますので、身近な人に相談してみるのもいいですね。
現在住んでいるところが地元であれば、自分の時にはどうだったかなど親に聞いてみてもいいでしょう。
お返しをするとすれば、いつしたらいいのかと悩みますね。
どんなタイミングでしたらいいの?
親戚や身内だけならいいのですが、実際には友人や知り合いからお祝いをいただくケースもあると思います。
また身内や親戚といえども、お祝いがとても高額の場合など、やはり何かお返ししなければと思う方もいるでしょう。
そのような場合は、少額でもいいので、何かお返しをした方が喜ばれるでしょう。
もちろんお返しはいらないといわれたら、無理に送る必要はありません。
入学祝いをいただくタイミングはそれぞれ違うと思います。
入学よりかなり前にいただくケースもありますし、
入学する直前だったり、稀なケースですが、入学してからいただく場合もあるでしょう。
お返しを忘れないように、その都度お返しする方もいるようですが、
「無事に入学しました」
という意味も込めて、入学式後にお返しを送るのが一般的なようです。
すぐにお返しせずに、1~2週間前後でお返しするのがいいでしょう。
すぐにお返しをすると、まるでお返しを待っていたかのように思われるからです。
もうひとつ気になるのが、のしの書き方とお返し金額をどれくらいにしたらいいのかですね。
のしの書き方や金額の相場は?
入学祝いのお返しをする場合、金額の相場は、いただいたお祝いの三分の一、または半分までが一般的です。
理由として、それ以上の金額をお返ししてしまうと、かえって気を遣わせてしまいますし、お祝いをそのままお返ししてしまうような印象を与えてしまうからです。
そして、「のし」の書き方ですが、必ず蝶結びの「のし」を使います。
身内からいただいた場合は、下段に子供の名前のみで大丈夫です。
それ以外の場合は、上段に「内祝」もしくは「入学内祝い」、下段にお子さんの名前を書けば問題ありません。
まとめ
入学祝いの場合は、お返しをしないことが一般的なようです。
ですが、実際には、お返しした方がいいかなぁと感じる場合は、やはりした方がいいようですね。
例えば、祖父母が近くに住んでいて、普段から子供と親交のある場合はお返しをしなくてもいいかもしれませんが、ただお祝いの金額にわりますがね。
一方、祖父母が遠方に住んでいて、一年に数回も会わない場合だったりすると、
やはりお返しした方がいいかもしれません。
お返しするかしないかは地域によっても差がありますので、ハッキリといえないところがあります。
この記事を一つの判断材料にしていただければなと思います。
ともあれ、お子様のご入学おめでとうございます♪