子供の車酔いで悩んでいませんか?
大人からすれば、前回は良かったのに、こんな時にどうしてなのと思った経験があります。
とは、言っても、家族のドライブも楽しめないし、遠足なども休めないですよね。
実は、子供が車酔いする原因は、三半規管の機能が未熟であること。
では、三半規管の機能を鍛えればと思いがちですが、成長とともに三半規管の機能も充実してきますので、すぐの改善は望めません。
でも、あきらめる必要はありません。
たった3つの対策で解決することができますので、一緒に見てみましょう。
子供の車酔いの原因とは?
車酔いの原因を調べて見ると、耳の中の三半規管(さんはんきかん)が正常に働かないことが原因と説明されています。
この三半規管(さんはんきかん)は、回転加速度に対して平衡感覚を保つようにする器官なのです。
この平衡感覚が崩れてしまうとめまいを引き起こすことが多い。
そして最も、身近に多いのが車酔いですね。
その他に、船酔い、飛行機酔い、列車酔いなどの乗り物酔いがあります。
その他にも、いろいろと原因を上げているのですが
つまり、三半規管(さんはんきかん)の平衡機能ができないことが車酔いということですね。
特に、5歳から15歳くらいまでの子供の場合は、この平衡感覚をつかさどる三半規管(さんはんきかん)の機能が発展途上なのです。
ですから、子供が車酔いするのは、ある意味当然なのかも知れませんね。
実は、この平衡感覚は、訓練することで感覚を通常の状態に保つことができることもわかっています。
しかし、これは、ある程度の大人の場合はいいのですが、子供の場合は、成長成長とともに三半規管の機能も充実してきますので、訓練も期待できません。
とは言え、家族のドライブや遠足も楽しみたいですよね。
そのためにも、子供が車酔いしないような解消対策が必要ですので、ここで3つの解消対策法を紹介します。
その対策の一つに意外な食材も活用しますよ。
3つの対策法とは?
子供が車酔いする原因は、三半規管(さんはんきかん)の機能未成熟なので機能完成までは何かしら対策が必要ですね。
色々と調べてみましたら、車酔いの対策としては、3つありましたので紹介します。
1.十分な睡眠
一つ目は、寝不足にならないようにする。
子供の車酔いする時に、多くの事例を見ると睡眠を取っていないことが多いです。
大人でさえ、睡眠不足ですと体調が悪いですから、子供の場合は、尚更でする。
まずは、寝不足にならないようにする。
特に、旅行などは、子供にとってワクワクするので、早めの就寝を心がけることにしましょう。
2.ラフな服装
2つ目は、お腹周りを締め付けしない服にすること。
ラフな服にすることで、身体の緊張が和らげることになります。
特に、お腹周りを締め付けますと、内蔵全体を圧迫しますので、胃腸にも負担をかけます。
子供の場合は、特に負担がかかりやすい。
特に、気分が悪い時は、胃の状態にも反映しますので、お腹周りを締め付けを避ける服装にしましょう。
3.生姜(ショウガ)の活用
3つ目は、生姜(ショウガ)を活用すること。
生姜(ショウガ)が、乗り物酔いに効果があるのか疑問がありますよね。
実は、食品医学研究所の発表報告によると、台湾(台北)にある国立ヤンミン大学病院の実験では・・・
回転体を見つめると、回転体が動いている感覚が自分が動いているような錯覚が引き起こし、次第に乗り物酔いの症状を起こしてきます。
その時に、生姜(ショウガ)をとった場合とそうでない場合の比較実験をした。
結果、吐き気をもようしにくくなり、またその回復も早まることを明らかにしています。
また、
オハイオ州にあるマウントユニオン大学のランダム化比較試験では、乗り物酔いしやすい4~8歳の小児28人に、粉末ショウガ250mgを昼間、4時間おきに2日間とらせたところ、抗ヒスタミン薬のジメンヒドリナートよりも酔い止め効果が高いことを報告している。
という事例が掲載されています。
そして、
この生姜(ショウガ)を活用する方法としては、旅行などで乗物に乗る1~2日前から、それが終了するまで、ショウガ湯などでショウガを時々とるようにしてください。
と報告しています。
子供用の生姜(ショウガ)をとる場合としては、ハチミツなどを混ぜて飲みやすくしたりするといいですね。
まとめますと、
1.寝不足にしないこと。
2.お腹周りを締め付けしない服にすること。
3.生姜(ショウガ)を活用すること。
最後に
子供の車酔いに、生姜(ショウガ)がいいなんて驚きでしたね。
大人の場合、気分が悪いときは自分で対処できます。
しかし、子供の場合は、それがなかなかできないですね。
少しでも、対策を講じて、車酔いをしないようにサポートしてあげましょう。
やがて、三半規管(さんはんきかん)の機能もゆっくりと完成していきますので、
お子さんには、そのうち酔わなくなるからと安心の言葉をかけておくことがいいですね。