鯉のぼりの意味を英語で説明するにはどうしたらいいのか?と思っていませんか。
子供の日が近づくと、あちらこちらで鯉のぼりが揚げられているのを見かけます。
最近では、全国各地で鯉のぼりのイベントも行われ、海外からの人々が大きな鯉のぼりを目にする機会も増えてきました。
今日は、海外生活の体験者として、鯉のぼりことや意味を英語で説明する場合のポイントについてお話します。
是非、参考にしてくださいね。
鯉のぼりの意味を英語なんて言うの?
『鯉のぼり』は日本独自の行事であって、海外にはない習慣なので、英語の単語はありません。
ですので、『鯉のぼり』を英語で言うならば、
“carp-shaped streamer”もしくは“carp-shaped banner”がいいでしょうね。
意味としては、
carp-shaped streamer「コイの形をした、りぼん」
carp-shaped banner「コイの形をした旗(のぼり)」となります。
説明する時には、「鯉の形したリボンや旗」という表現をすると海外の人はイメージしやすいと思います。
では、鯉のぼりを揚げる意味は何なのでしょうか?
英語で説明する際のポイントをお教えします。
鯉のぼりを英語で説明のポイントはこの3つ
私も、以前、外人の知人に「鯉のぼり」の事を聞かれた事があります。
海外では国旗以外のものを空高く揚げるという風習がない為、
カラフルな布が空高く、風に吹かれている様はとてもきれいなんだけど、
何を意味しているの?ととても不思議がっていました。
鯉のぼりの歴史は、江戸時代ごろからのようですが、
昔の話をしても正直、外人さん達にはよくわかりません。
ですので、「鯉のぼり」の説明をする際には、
シンプルに、
日本では5/5が『子供の日』であるという事を説明して、
子供の幸せと健康を祈って「鯉のぼり」を上げるのが昔からの習慣であるという事を説明するとわかりやすいです。
ポイント2 主に男のお祝い
あの「鯉のぼり」にはどんな意味があるのか・・・を海外の人達は知りたいところであるからです。
子供の日ではあるけれど、実は男の子をお祝いする日であるという事も付け加えるといいと思います。
ポイント3 鯉である意味
そして、なぜ鯉なのかというと、鯉はとても生命力の強い魚なので、
「子供がいつまでも元気に強く育ってほしい」
という思いがあるという事を伝えるといいですよ。
また、黒い大きい鯉はお父さん、赤はおかあさん、緑は子供達
そして、5色の吹き流しは「魔除け」の意味がある事も忘れずに。
日本では子供の日は主に男の子を祝う日ですが、海外ではそんな風習があるのでしょうか?
子供の日、男の子を祝う習慣についてお話しをします。
男の子を祝う習慣って日本だけ?
海外では、男の子が特定の年齢になった時に特別にお祝いをするという習慣はありますが、
日本の「端午の節句」「子供の日」のように、男の子に対して毎年お祝いをするという習慣は、日本独自の風習のようです。
3月には女の子を祝う日がありますが、残念ながら祝日ではないので、
海外の人達は、「日本では男の子をお祝い日がある」と捉えがちですが・・・
「子供の日」の説明の時には、軽く、女の子の日「ひな祭り」についても説明してみてはいかがでしょうか?
最後に
日本独自の習慣・風習なので、説明するのは大変ですが、
日本の文化を知ってもらうためにも、無理に英語で言おうとせずに、
あえて、日本語での呼び名で、「Koi Nobori」と説明してもいいと思いますよ。
シンプルに皆さんなりの言葉で説明してみてくださいね。