多くの人に好まれるパスタ!
家で食べてもお店で食べても美味しいですよね。
ただ炭水化物ということで、太ってしまうかも…と思われている方が多いのでは!?
生麺と乾麺ではカロリーが違うのか、太らないのはどちらなのかをお話しします。
がしかし、本当に気を付けておくべきは何なのか、また他の小麦からなる麺との比較もしながらパスタを通して考えてみたいと思います。
パスタの生麺と乾麺のカロリー違いとは
あなたはパスタがお好きですか?私は、大好きです。
パスタには色んな素材やソースで食べ方も数え切れないほどありますが、ちょっと気になるのがカロリーです。
パスタって何となく太る気がしませんか?
パスタの種類も色々ありますが、大きく分けて生麺と乾麺があります。
生麺はパン用の小麦粉、薄力粉と水から成り、それに卵が入るものもあります。
乾麺はデュラムセモリナという粗い小麦と水から作られます。
材料だけでも麺の形態によってカロリーが違ってきそうですね。
パスタそのものだけで比較すると、実は乾麺は生麺より15%ほどカロリーが高いのです。
そうすると、ダイエットしたい人は生麺を食べていた方がいいと思いますよね。
実は、そうとも言い切れないようなのですよ。
生麺と乾麺は太らないのどっち?
カロリー差は分かりましたが、そう単純にはいかないようです。
食べ物のカロリーそのものが身体を太らせるのではなく、食べた物が身体に入ってからどのように作用しているかまで考えないと太りやすいかどうかは分からないからです。
高いカロリー ≠太る
GI値のチェック注意
そこで、近年、「注目されているがGI(Glycemic Index)値」です。
あまり見たことないという方いらっしゃるかと思いますが、グリセミック・インデックスと読み、なにを意味している値(あたい)なのかと言うと・・・
これは、食後の血糖値が上昇する速さを示した値で、この値が高いほど血糖値が上がりやすい食べ物と言えます。
血糖値が上がるとインシュリンというホルモンが分泌されるのですが、このホルモンは昔、人類が今ほど飽食ではなく食べ物を充分に摂れない時代には非常に大切なものでした。
と言うのは、インシュリンというのは、「血糖値が高い=糖が余っている=今のうちに脂肪に蓄えておこう」という風に飢餓を凌ぐために働きます。
カロリーに加えて、GI値も比較検討しなくては意味がないのです。
パスタ乾麺の材料であるデュラムセモリナ粉は生麺の材料の普通の小麦粉よりもGI値が低いので、脂肪になりにくいことになります。
こうなると一概に「ダイエット=生麺」という公式を当てはめることは出来なくなり、太りにくさにおいて生麺も乾麺も大差はないだろうということが推測できます。
では、その他の麺類と比較した場合にパスタは太りやすいのでしょうか。
うどんと比べてどうなの?
うどんは和風だしで頂くことが多いですし、食材も低カロリーという印象があります。
では麺のみで比較するとどうなのか・・・
GI値で比べてみると、うどんは圧倒的にパスタより高くて、ダイエットには要注意の高‘GI値食品’のようです。
その点、パスタは‘中GI値食’で、全粒粉パスタにいたっては蕎麦同様‘低GI値食品’になります。
因みにラーメンや白米、もちなども‘高GI値食品’ですが、それでもうどんのGI値には及びません。
病中、病後や食欲の無い時のうどんは良いと思いますが、ダイエットに軽くうどんでも食べておこうというのはGI値ではおすすめできないことがわかりますね。
意外にも、うどんは麺の中では、高‘GI値食品’だったのですね。
最後に
私自身は、ダイエットと称して食事制限をすることをかなり昔に止めてしまったのですが、それでもやはり体の余分な脂肪は、年々気になりつつあります。
カロリーを控えるため、山菜の和風パスタにしたり、クリーム系パスタを控えたりするということまではしていないのが現状です。
ですが、同じパスタを食べるにしても、
- パスタの前にサラダを食べるとか(最初から炭水化物を口にすると血糖値が一気に上がります)
- よく噛んで時間を掛けて食べるとか
食べ方に気を付けることで太らないようにできるかなあと考えています。
乾麺しか常備していなくても、ゆでる1時間以上前にパスタを水漬けしておくだけで生麺のようなもっちりした食感に数分で茹で上がるという裏技も使っています。
もしかしたら、GI値の低い乾麺をもっちりに仕上げてよく噛んで食べているから太らないのかも知れませんね。
今後は、カロリーやGI値のことを少しだけ頭の隅に置いてパスタを楽しむ余裕を持ち続けて食べたいものです。
終わりに、おすすめのお取り寄せパスタセットがありますのでご紹介します。