突然ですが、動脈硬化ってご存知ですか?
先日、健康診断で医者からメタボの傾向、つまり少し肥満かなと言われてた。
メタボ(メタボリックシンドローム)ってどんなことなのか調べてたら動脈硬化になる要素があるということがわかった。
しかし、肥満による動脈硬化になるメカニズムが今ひとつわからかったので、調べて見ましたので、参考にしてください。
肥満による動脈硬化になるメカニズムとは?



管理人の場合、お腹周りが太ってきて、ブヨブヨと脂肪が以前に比べて目立ちます。
でも、この肥満と動脈硬化の関係はあまりピーンときませんね。
その前に動脈とは何か気になりませんか?
小学校か中学校の時に学習したのですが、動脈と静脈があったが、どんな役割をしているのかは忘れましたよね。(私だけかな(-_-;))
動脈は、心臓が送り出す血液が流れる血管であり、勢いよく流れていく血液の勢いに耐えるため分厚い構造をしている。
静脈は、全身から心臓にもどってくる血液が流れる血管であり、動脈と比較して薄く、逆流防止用の弁が付いている。
では、動脈硬化になるメカニズムなのですが・・・
動脈硬化になるメカニズム
動脈硬化は、実は、老化現象によって、しなやかさが失われていき、やがて血管が固くなっていきます。
また、食生活習慣により、血管の壁にコレステロールなどが溜まります。
それをプラークと呼ばれる塊(かたまり)ができて、血管が狭くなり、血液の流れが悪くなる状態が危険な動脈硬化と言われています。
その動脈硬化が心臓や脳の発作を起こす仕組みを見てみると、
↓
そのプラークに血のかたまりができる(血栓)
↓
やがて、血栓が大きくなり
水道の栓を止めていると同じで流れなくなる。
↓
そして、破裂する。
やはり、動脈硬化は怖いですね。
では、肥満と動脈硬化はどう関係するのでしょう。
肥満と動脈硬化関係
先ほど、箸多用に動脈硬化は、血管の老化現象ですから、年を重ねるごとに進行するのは仕方のないことですが・・・
実は、肥満が危険な因子となり、動脈硬化の進行速度は早くなるのです。
つまり、危険因子を持っている要注意人物として肥満の方が上げられる。
しかし、単なる肥満はもちろん、特にメタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)の方が要注意なのです。
おなかの中に脂肪が溜まった状態を内蔵脂肪症候群と言い、この状態にプラスした病気が危険因子となるのです。
さて、その加味される危険因子とはなにか気になりますので、下に挙げてみます。
以上の方は、注意が必要ですね。
ただ、少しでも危険な因子を取り除くことで、進行速度は遅くなります。
場合によっては、突然死も避けられますね。
まだ、そこまで必要はないと思うがなんとなく心配の方には、上記の点は要注意してください。
なお、肥満の目安としてメタボ診断がありますが、詳しくは、メタボのウエストの新基準はコレ!疑い解消する対策はこの方法?参照してください。
でも、動脈硬化になると、どんな病気になるのか確認しておくことも大事です。
動脈硬化はどんな病気を引き起こすのか?
動脈硬化になると、当然、血液の流れが悪くなります。
その状態を「虚血(きょけつ)」と言います。
つまり、血液な虚(うつ)ろな現象で、必要な量の血液に足りない状態となるようですね。
虚血(きょけつ)になると、酸素や栄養不足が生じてしまい、次の病気を引き起こすことがたかくなるようです。
・狭心症(一時的に虚血状態で少し時間が経過すると落ち着く)
・心筋梗塞(虚血状態がひどく、心臓筋肉の一部が死滅してしまう。生死に関わる発作)
脳の虚血(きょけつ)
・脳梗塞(脳の発作を起こし、身体の一部麻痺や意識が無くなる状態になることも)
・一過性脳虚血発作(ごく短時間に虚血状態となり、めまいや目の前が暗くなる)
足の虚血(きょけつ)
・間欠性跛行(かんけつせいはこうと読み、歩くと太ももやふくらはぎが痛くなり立ち止まる)
・壊疽(えそと読み、細胞が死んでしまい、足の切断となる場合もあります)
という病気を引き起こされるとのことで、動脈硬化はかなり生命に関わりますね。
ここで、血管が若帰りができるといういい情報がありますので、紹介しておきます。
血管が若くなる!
最近の調査では、プラーク(血栓)を取り除くことで血管が若返りを見せる例も報告されているようです。
年ともに、老化する血管と言い切れないようですので生活習慣を変えてみましょう。
このようにならないようにするための最終の対策としては、超音波などを使って血管や心臓、そして脳の状態を検査することのようです。
是非、病院で相談してください。
最後に
動脈硬化は、やはり日頃の生活スタイルから生まれたものですので、生活習慣を変えるのが一番かもしれませんね。
特に、危険因子の最大要素のメタボリックシンドロームの傾向にある管理人は、メタボ改善が最優先ですね。
お互いに動脈硬化にならないようにしましょうね。