梅干しを食べ過ぎると下痢や梅干しを食べ過ぎると下痢や腹痛になることがあることを知ってましたか?
梅干しが好きな人は、毎日のように食卓に並べて、何個も食べている方もいると聞きます。
しかし、梅干しを食べ過ぎたという人が、下痢や腹痛になってしまうことがしばしばあるようです。
そこで、梅干しを食べすぎると本当に下痢や腹痛になるのか、その原因や対処法などをまとめてみました。
なお、反対に梅干しの良いところも調べてみましたので、参考にしていただければうれしいです。
では、一緒に見てみましょう。
梅干しを食べ過ぎで下痢や腹痛ってホント?
梅干しを食べすぎると下痢や腹痛を起こす人はいるようです。(驚き)
特に、普段からあまり梅干しを食べ慣れていない人が急にたくさん食べると、下痢や腹痛を起こしてしまうことが多いようです。
おいしいからたくさん食べたい。でも下痢や腹痛は怖い・・・。
どうしてそのような症状が出てしまうのか、みてみましょう。
その原因と対処法は?
梅干しを食べすぎて下痢を起こしてしまう原因は、はっきりとした答えは分かっていません。
どうやら、梅干しに含まれている『クエン酸』や『カテキン酸』を摂取しすぎることによって、下痢が起こる可能性があるようです。
クエン酸
クエン酸は、胃の消化を助ける働きがあるため、胃の中の酸性度を高めます。
そのまま十二指腸に運ばれますが、十二指腸が弱っていたりすると、酸性からアルカリ性に変えることができず、酵素がうまく働かなくなってしまい消化不良を起こすことが考えられます。
この過程で腹痛を感じるのではないかと推察されています。
つまり、次のことが考えられます。
クエン酸過剰摂取
↓
消化不良
↓
下痢
カテキン酸
マウス実験で、茶カテキンの過剰摂取により下痢が引き起こされたという報告があるようです。
これが人間にもそのままあてはまるのか分かりませんが、可能性は否定できません。
その他に考えられる原因として、塩分の過剰摂取により体が拒否反応を起こしている可能性もありますし、梅アレルギーを持っているということも考えられます。
以上、考えられる原因をみてきましたが、いずれもはっきりとした根拠がないため、本当の原因はわかりません。
本来であれば、原因がわかないので対処法も特にコレといったものはないのです。
がしかし、下痢や腹痛になった方の対処は次のよう方法です。
対処法
対処の仕方としては、自分で適正な量を把握することです。
どうしても、人によって適応する量があるので度を超す量は控えるのが一番ですね。
梅干しの食べ過ぎによる下痢や腹痛をしないようするためには、過剰摂取に注意して、ほどほどの量を食べるように心がける。
これしかないようですね。
もちろん、日本人にはなじみ深い梅干しですが、改めて良い点を確認しておきましょう。
梅干しの良い点とは?
梅干しの食べ過ぎによる下痢を知って、「梅干しを食べるのがちょっと怖い・・」と思ってしまうかもしれませんが、梅干しには良いところももちろんあるんです!
梅と言えばあの「酸っぱさ」ですが、酸っぱさの原因はクエン酸です。
クエン酸には疲労回復の働きがあります。
また、おにぎりに入っている梅干しにはきちんとした理由があり、食中毒を防いだり、抗菌作用があるとされています。
おまけに、お酒を飲む方には朗報となりますが・・・
お酒を飲む前に梅干しを食べると、胃の粘膜を保護してくれるので、二日酔いになっても胃の働きを助けてくれるようです。
梅干しにはこんなにたくさんの優れた効能があるんですね。
この効能をうまくとりいれたいですね。
最後に
梅干しの食べすぎは、人によっては下痢や腹痛を起こしてしまうことがあるということが分かりましたか。
ただ、その原因がまだはっきりとわからないので、対処法がないのは残念ですね。
しかし、梅干しにはわたしたちの身体にうれしい優れた効能もたくさんあります。
梅干しの良いところをまるごと生かせるようにしましょう。
特に胃腸が弱い方は、もちろんですが、過剰摂取はやめて、ほどよい量を食べるように心がけたいですね。