とうもろこしの栄養や効能について考えたことはありますか?
札幌育ちの私は、有名な大通り公園の「焼きとうきび(北海道ではとうもろこしのことをトウキビと呼びます)」が子供のころから大好きですし、夏になると母がたくさん買ってきて大きなお鍋で茹でてくれたものをおやつに食べていました。
でも、野菜と呼ぶにはどうも体に良さそうな感じがしません。
もしかして美味しいだけで、栄養なんてないのでは…?
そこで、とうもろこしに含まれる栄養と効能について調べてみました。
そうしたら、とうもろこしの栄養と効能は妊婦さんにいいようですね。
では、早速、見てみましょう。
とうもろこしってどんな栄養があるの?
とうもろこしは米や麦と同様、世界三大穀物のひとつで、コーンフレークやトルティーヤに代表されるように主食としても用いられています。
(トルティーヤとは、とうもろこしの粉に水を混ぜた生地をクレープのように薄く焼いたもので、タコスの皮の部分)
主な成分は糖質なのでエネルギー源になりますが、その分、野菜としてはややカロリーが高めです。
しかし、とうもろこしは、他の大切な栄養素も豊富に含まれているんですよ。
ビタミンB1・B2などのビタミンB群、カリウム・マグネシウムなどの各種ミネラル、必須脂肪酸のリノール酸などたくさんの栄養があります。
食物繊維や葉酸、鉄分などもある。
特に、妊婦さんにはうれしい栄養素が多いので、見逃せない食材ですね。
では、どんな効能があるのか見てみましょう。
効能が妊婦さんにいい
とうもろこしの効能は意外にも妊婦さんにとてもいいので、具体的にご紹介しますね。
便通促進
トウモロコシを食べると、つぶつぶの皮がそのまま便に混じって排出されるのに驚いた方も多いでしょう。
これは、皮に食物繊維、特に不溶性食物繊維が多く含まれているためです。
水に溶けない性質を持つ不溶性食物繊維は、腸を刺激して便通を促す働きがあります。
便秘に苦しむ人も少なくありません(私も妊娠中はずっと薬を処方して貰っていました)。
この点においては、まさに妊婦さんにおすすめの食材と言えます。
血圧降下
また、体内のナトリウムを排出する働きを持つカリウムによって、血圧を下げたり、むくみ解消の効果もあります。
妊娠中は、食事に気を付けていても血圧が上昇しがちですし、お腹が大きくなるとむくみに悩まされる人も多いですよね。
貧血予防
妊娠中の悩みといえば、貧血も挙げられます。
赤ちゃんに酸素や栄養を送るために、たくさんの血液が必要になるからです。
とうもろこしには、貧血を予防・改善する鉄分と葉酸も含まれています。
妊娠初期の母体に葉酸が足りていないと、胎児が先天的な病気・障害を持つリスクが高まると言われているので、葉酸はこれから妊娠を望む女性にも摂取を心掛けてほしい栄養素です。
先ほど紹介しましたが、とうもろこしの胚芽部分には、リノール酸が多く含まれています。
このリノール酸ですが、摂りすぎに注意が必要な栄養素でもあるのです。
細胞膜など構成するためにかかせない必須脂肪酸であるリノール酸が不足すると、抜け毛が多くなる、傷の治りが悪くなる等の症状が出ると言われているので、ある程度は、必要なものなのです。
また、リノール酸はいろいろな物に含まれており、現代の食生活で不足することはないようです。
しかし、リノール酸の過剰摂取は、アレルギー発症のリスクを高める、善玉コレステロールを減少させ動脈硬化のリスクを高めるといった作用も懸念されますので、食べ過ぎないようにしましょう。
そうは言っても、旬なとうもろこしをおいしくて食べたいものですよね。
おすすめの選び方と食べ方と保存方法
スーパーなどの店頭でたくさん陳列されて自分で皮をむしとり購入することがありますよね。
そんなときに、せっかくなので美味しいものを選びたいと思いますので、その紹介からしますね。
おすすめの選び方
おいしいとうもろこしを選ぶには、外皮とひげにご注目。
皮の緑色が濃く、ひげは濃い茶色の物を選びましょう。
また、ひげは一本につき一粒の実に繋がっているので、実の数が多いものを選ぶにはひげが多いものを買うと良いのです。
ちなみに、とうもろこしのひげもおしたしにして食べれますよ。
美味しく食べるには
とうもろこしは収穫直後からどんどん甘みも栄養も落ちていくので、買ってきたらなるべく早く調理しましょう。
旨みと栄養を逃さないためには、茹でる旨みと栄養が溶け出してしまので、蒸す方がおすすめです。
今回は、1本から気軽にできるレンジ調理の方法をご紹介します。
薄皮1枚を残して外側の皮をむき、ラップでくるんで500wで4~5分加熱。
これだけです。とっても簡単!
塩味を付けたい場合は、水を付けた手に塩を広げて(おにぎりを作るときの要領)、薄皮をめくったとうもろこしの表面になじませてから加熱すると良いです。
我が家のおすすめの食べ方
とうもろこし炊き込みごはんのおすすめ!です。
わたしのとうもろこし料理おすすめは、とうもろこし炊き込みごはんです!
浸水した米2合に酒大さじ1と塩小さじ1を混ぜ、1本分の実と、あれば芯(生のとうもろこしで作るとき)をのせて炊飯するだけ。
炊き上がったら芯を除いてさっくり混ぜます。
とうもろこしのシャキッとした歯触りがおいしい、塩味のシンプルな炊き込みごはん。
簡単なのでぜひお試しくださいね。(ホント、美味しいですよ!(^^)!
保存方法
茹でたとうもろこしの場合は、すぐにラップをはずしてしまうと、冷める過程で水分が蒸発し、実がシワシワになってしまうので、ラップをしたまま粗熱が取れるまで待ちましょう。
この状態で冷蔵庫にいれれば、2~3日程度保存できます。
生のまま保存する場合は、皮の上からラップをして野菜室に立てておきます。
しかし、前述したように生のとうもろこしは時間がたつほど味が落ちていくので、なるべく早めに食べましょうね。
たくさんあって食べきれないときは、冷凍保存がおすすめです。
少し硬めに加熱して、芯から実をはずし、密閉袋に入れて冷凍庫に入れます。
凍ったままスープ、炒め物、グラタン、シチュー、オムライスやチャーハンの具など、使いたいときに、使いたい分だけ取り出せるので便利ですよ!
なお、保存用に実をはずずときは、胚芽の部分に栄養が詰まっているため、包丁で切り落とすよりも、手で根元からほぐすように取る方が栄養を無駄なく摂取できますよ。
まとめ
「とうもろこしって甘くておいしいけれど、どうせ大した栄養なんてないんでしょ?」と思っていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際はたくさんの栄養が詰まっていたのです。
しかも、食物繊維やカリウム、鉄分、葉酸など、妊婦さんにとって大切な栄養素が豊富なので、夏の妊婦さんの強い味方になってくれそうですね。!(^^)!
ただカロリーが高めで、リノール酸も気になるところなので食べすぎには注意しましょう。
栄養は、バランスよくが大切ですよね。
終わりに、妊娠中期から産後の栄養バランスって心配という方におすすめの栄養サポート食品を紹介しますね。
必要な栄養素が失われがちな妊娠中期から卒乳までしっかりサポートしますので、一度、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
⇒ 妊娠中から産後の栄養は大丈夫?【森下薬農園のチアフルマム】