ふと自分の指先を見たときに、爪がでこぼこしているのに気づくことがありませんか!
爪がでこぼこしていると見栄えも悪く、女性の方は特に気になってしまいますね。
- この爪のでこぼこは一体何が原因なんだろう?
- でこぼこ爪の治し方やお手入れ方法を知りたい!
というあなたのために、でこぼこ爪の原因と治し方・お手入れ方法をまとめてみました。
参考にしてみてくださいね。
爪のでこぼこの原因はなに?
爪がでこぼこになってしまう理由は、一般的に次の要因によります。
- 洗剤などによる刺激
- 生活習慣の乱れで体がストレスにさらされている
- 偏食があり、栄養が不足している
このように、過労・ストレス、睡眠不足、栄養不足、不規則な生活が続くと、爪がでこぼこになるという症状が現れてくるようです。
爪の状態チェック
でも、一口にでこぼこといっても、色々な状態がありますのでチェックしましょう。
爪に縦線が入っている
この場合は、主に乾燥が原因ですが、老化や加齢も縦線の原因になっています。
また、鉄分や亜鉛が不足していても溝が深くなってしまうようです。
そして、もし縦線が黒い場合、皮膚がんの一種の『メラノーマ』の可能性もありますので、早めに皮膚科を受診しましょう。
爪に横線が入っている
この場合は、栄養不足で健康的な爪が作れなかったか、爪の根元にダメージを受けてしまったなどの原因が考えられます。
爪の根元には「爪母(そうぼ)」という爪を作る部分があり、強くぶつけてダメージを受けると一時的に爪の成長が遅くなり、横溝ができるようです。
爪に無数の穴が開く
この状態は、円形脱毛症や乾癬(かんせん)が原因になっています。
円形脱毛症や乾癬(かんせん)は、過度なストレスを受け続けることで起こります。
爪が薄くなり、湾曲している
この場合は、過度のダイエットによる栄養不足や内臓疾患が原因とされています。
爪が割れやすいので、皮膚科を受診することをおすすめします。
このように、でこぼこといっても、縦線が入ったり、横線が入ったり、小さな穴が開いたり、湾曲したりと症状は様々です。
爪がでこぼこしていると、やっぱり気になるし、ネイルをしてもきれいに仕上がらずテンションが下がります。
早く治したいけど、どうやって治せばいいのでしょうか?
治し方はどうすればいいの?
でこぼこ爪は、栄養不足や病気などが関係しているので、治すにはその原因をなくしたり適切な対処をしていくことが大事です。
でこぼこ爪解消のポイントは次の3つです。
- ストレスをためこまない
ストレスは、身体的にも精神的にも大きな影響を与えます。体を思い切り動かし汗を流したり、しっかり休息をとるなどして、ストレスの軽減を意識しましょう。
- 保湿をする
保湿クリームなどを塗り乾燥を防ぐと、爪のでこぼこ改善や予防になります。
- バランスのとれた食事を摂る
爪の成長に役立つ栄養素は、タンパク質、鉄分や亜鉛を含むミネラル類、ビタミン類などです。意識的に摂取することを心がけましょう。
具体的に例を挙げると
- タンパク質なら、肉・魚介類・乳製品・大豆製品から摂る事ができます。
- ミネラル類なら、わかめやこんぶなどの海藻類を初め、きのこ類やほうれん草・納豆です。
- ビタミン類なら、ビタミンAとビタミンBが多く含まれる食材は、レバー・チーズ・卵黄です。
そして、ビタミンDは、しらす・鮭・さんまなどの魚類に多く含まれており、血中のカルシウム濃度を一定に保つ役割を持っていることから、爪の他にも歯や骨にもいいですよ。
意外にも毎日の食事で十分摂ることができるばかりですね。
早速、今日の食事から始めましょう。
ストレスをためこまず、食事に気を付けるということは、爪のみならず体全体の健康にも役立ちますね。
食事での栄養補給ばかりでなく、日々の爪の手入れも大切ですので見てみましょう。
日々の手入れ方法は?
でこぼこ爪の改善・予防には、日々のお手入れが必須となってきます。
そこで、効果的なお手入れ方法を2つご紹介します。
◇キューティクルオイルを塗り爪の乾燥を防ぐ
キューティクルオイルを爪や甘皮の周りに寝る前には塗ります。ダメージを受けているところを念入りに塗り込むようにします。
どんなものかを通販サイトでチェックしてみてください。
◇爪マッサージ
爪の根元を押して、押しながら先端に向かって指を滑らせます。爪の両サイドも同じようにマッサージします。
マッサージを行うと血行が促進されるので、爪の成長に効果があります。
ダメージを受けてでこぼこになってしまった爪をいたわりながら、オイルを塗ったりマッサージをすることが大事ですね。
ポイントは、保湿と血行促進です!
最後に
爪の生え変わりには、3~6ヶ月もの期間が必要とされています。
したがって、爪のでこぼこに気づいた時には、すでに体の不調が進行していることもあります。
爪のでこぼこに気づいたときは、自分の生活習慣を振り返ってみましょう。
ストレスはためていないか、食事はきちんととれているか、自分の身体に意識を向けて、不調を感じたら早めに対処しましょう。