夏風邪になって大変な思いをした経験ってありませんか!
夏に引いてしまう風邪のが夏風邪ですが、冬に引いてしまう一般的な風邪とは症状が異なり、一週間以上長引くことが多いですよね。
そこで、
- 夏風邪の原因と症状どんなものか
- 夏風邪が長引く理由はなにか
- 夏風邪にならないようにするにはどうすればいいのか
などを調べて見ました。
また、夏風邪ウィルスによる共通する意外な症状がありましたので、参考にしてください。
では、早速、見てみましょう。
夏風邪の原因と症状とは
高温多湿になる夏の季節に引いてしまう夏風邪です。
この夏風邪は、冬にかかってしまう風邪とは症状が少し異なるのですよ。
この症状の違いは、気候や環境が違うことから起きていると思われがちです。
がしかし、ご存知のように風邪の原因は、ウイルスなのですが・・・実は、夏風邪と普通の風邪は、かかっている風邪ウイルスの種類が違うのです。
風邪ウイルスの種類は数百種類以上あるといわれており、夏のような暑い時期に活動的になるウイルスと、冬の時期に活発になるウイルスなどさまざまあるのです。
つまり、かかっているウイルスの種類が違いから、症状が違うというわけなのです。
夏風邪のウィルスには大きく分けて、エンテロ(腸)ウイルス、アデノ(喉)ウィルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルスの4種類あります。
このウィルスのどれものが、どの痛みや腹痛、下痢の症状が強く出るという共通点があります。
それらの症状が出てきたら、夏風邪にかかってしまったと考えてよいでしょう。
原因と症状がわかったところで、どうして夏風邪が長引くのでしょうか。
夏風邪が長引く理由はどうして?
夏風邪が一般的な風邪と比べて、長期にわたって症状が出てしまう理由の一つとして、夏バテがあげられます。
夏バテは自律神経が乱れたり、食欲が出なかったりするものですが、自律神経が乱れることによって睡眠が十分にとれなかったり、疲労がとれないことや、食欲不振により、十分な栄養が取れないことで体の調子が戻りにくくなります。
多くの方が、夏風邪になると、裏では夏バテにもなっているという側面があります。
つまり、夏バテの症状を改善し、身体を本来の免疫力に戻してあげることが、早く夏風邪を直す秘訣とも言えます。
また、長引きやすいもう一つの理由として、水分不足になりやすいことがあげられます。
夏は脱水症状など、体の水分が失われやすい時期であり、風邪を治すために必要な発汗が上手くできないので、なかなか治りにくいというわけです。
夏風邪にならないようにするには?
一度かかってしまうと、なかなか治りにくい夏風邪です。
となると、ならないようにすることがポイントとなります。
その予防するうえでの大切なポイントは、次の3つです。
- 質の高い睡眠
- 水分を十分にとる
- バランスのとれた食事
夏風邪は夏バテが原因になっていることが多いので、まず夏バテにならないようにすることが、夏風邪を予防するうえで重要です。
夏バテは生活習慣の乱れや、栄養失調、水分不足によって引き起こされるので、特に上記3点に気を付けて日常生活を送る必要があります。
また、夏風邪は喉が痛くなることが多いので、一度かかってしまうと、水分摂取が難しくなってしまう場合もあります。
風邪がひどくなってしまって、水分摂取が困難な場合には、病院で点滴をしてもらうなどして対応するのが良いでしょう。
最後に、夏風邪に関する動画を紹介いたしますので、参考にしてみてください。
まとめ
この記事を書いている私も、人生で一度だけ夏風邪にかかったことがあるのですが、喉が一週間以上にわたり非常に痛くなり、とても嫌な思いをしたのを覚えています。
一度かかったことのある人ならわかると思いますが、普通の風邪よりもしつこく、治ったと思って無理をすると、すぐにぶり返してしまう病気です。
かかってしまうと治すのは大変ですから、しっかりと予防するようにしましょう。