北海へそ祭りをご存知ですか?
北海道の夏祭りは、短い夏を惜しむように賑やかで盛大なものが多い気がします。
ちょっと変わった名前の北海へそ祭りは、どこで行われているのかと言いますと・・・
中心部に位置する富良野では、毎年7月に “北海へそ祭り”が開催されて、お腹に絵を描いて踊るユニークな踊りが見る人を惹きつける祭りなんですよ。
富良野はドラマ「北の国から」でもおなじみですね。
今年の2018年の北海へそ祭りの見所、楽しみ方などをご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
北海へそ祭りとは?
北海へそ祭りとは、毎年7月28日~7月29日に北海道富良野市の新相生通り商店街で行われる真夏の一大イベントです。
北海道のほぼ真ん中に位置するため“へそ”に因んでいます。
富良野の美味しいビールやワインが楽しめる「ビールパーティ」や「音楽パレード」など、様々なイベントが開催されていますが、やはり一番の見どころはお腹を顔に見立てて絵をかき、頭部を傘で隠して踊る「へそ踊り大会」です。
両日午後7時から、商店街を練り歩く腹の顔は、キャラクターや個性豊かな様々な顔が楽しめます。
北海道だけでなく、日本全国、海外からも観光客が訪れる北海道の夏を代表する祭りのひとつです。
3年前にはエクザイルのUSA(うさ)さんもお忍びで参加されていました。
芸能人にも注目されている祭りなんですね。
当日はネット中継もされていて会場に足を運ぶことが出来ない人は必見です。
2018年日程と見所や楽しみ方
■場所 富良野市新相生通り特設会場
■主催 北海へそ祭り実行委員会
■テーマ 「踊るべ!笑うべ!楽しむべ!」
■主なプログラム
北海へそ踊り大会・こどもへそおどり大会・赤ちゃんハイハイレース・着付け体験・茶道のおもてなし・ふらの特産市・ビールパーティの開催など。
28日のオープニングでは無料の餅まきがあります。
へそ踊りには飛び入り参加もでき、両日50名限定の参加費2000円でお持ち帰りのできるへそ踊りセットが付きます。
また、「ふらのへそグルメ」ではご当地メニュー、銘菓、銘酒、民芸品など富良野の味覚や特産品が大集合し、美味しいものもたくさん味わえそう。
注意点として、真夏と言っても夜になると気温が下がり、肌寒いため長袖のシャツやジャケットなど持って行くと良いです。
アクセス方法
- 札幌市から車で約2時間30分(札幌、新千歳方面から車で来る場合は道央自動車道を利用すると便利)
- 札幌からJRではJR函館本線(50分)→滝川→JT根室本線(1時間10分)→富良野駅
- 札幌からバスでは、北海道中央バス「高速ふらの号」(3時間)→富良野駅前
JR富良野駅から会場までは徒歩3分ほどです。
会場周辺には無料駐車場(500台)が用意される予定です。
当日は、まつり会場とその周辺道路で交通規制が実施され、車で通行することは出来ないので注意してください。
なお、夏の北海道は、全国から多くの観光客が来ますので、事前の宿泊予約をおすすめしますね。
最後に
本州に比べると歴史の浅い北海道では、伝統ある祭りというのはほとんどありません。
とはいえ、伝統にとらわれないユニークな祭りはたくさんあります。
へそ祭りもまたそのひとつです。
二日間で、約4,000人の踊り手と7万人の観光客で賑わう、夏の北海道を代表する祭りとして広く知られるようになったのは、地元の人たちのたくさんの協力と努力と愛情があったからこそなんですね。
自然豊かで、水も空気も美味しく、人も魅力的な北海道富良野のへそ祭りに是非遊びに行ってみてはいかがでしょうか。