うなぎって好きですか?
管理人は、小さいころは細かい小骨が気になり、嫌いだったのですが今は大好きです。
ふっくらしたうなぎに濃い味のたれがよく合いますね。
そして、なぜか夏に食べたくなります。
たぶん夏、うなぎといえば土用丑の日があるからですかね。
そういえば今更ながら、なぜ土用丑の日にうなぎを食べるのでしょうか。
昔からそういうものだということは知っていますがきちんとした理由まではあまりわからないですね。
そこで、土用丑の日にうなぎを食べるようになった由来と、他の食べ物でも大丈夫な理由について調べてみました。
では、早速、見てみましょう。
土用丑の日とは?
そもそも土用丑の日とはなんなのかをお話しますね。
まず、土用と言うのは四立(しりゅう)からの18から19日間のことを指す。
ちなみに、四立(しりゅう)とは立春、立夏、立秋、立冬のことです。(ニュースなどでよく聞きますね)
さらに、丑の日というのは十二支の丑の事を指します。
この十二支は方角や月、そして日にちを数えるときにも使われるんです。
今年の干支(えと)をあらわすだけではないんですね!
つまり、土用である18日間のなかに十二支をあてはめ、丑の日にあたる日にちが土用丑の日となるのです。
また、18日間のなかに丑の日が2日間あることがあります。
このような年は二の丑と呼ばれます。
ちなみに、去年(2018)の丑の日は1回は二の丑でした。
今年(2019)の丑の日 → 7月27日
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実は土用丑の日は春、夏、秋、冬全部にあるんです。
ではなぜ、夏にうなぎを食べるのかは次の章でお話しすることにしましょう。
うなぎの由来とは?
土用丑の日にうなぎを食べるというこの風習は江戸時代で生まれました。
江戸時代にうなぎが売れないと悩んでいたうなぎ屋の店主は当時時代のさきがけ者といわれた平賀源内に相談しました。
発明家であり科学者である多芸多才であった源内は
「丑の日にちなんで“う”のつくものを食べると夏負けしないという言葉があるのだから、本日丑の日という張り紙を店にすればよい」
と言うアドバイスをしました。
この発案が功を奏し、ほかのうなぎ屋にも浸透していったことが始まりだといわれています。
なぜ夏の土用丑の日のみ、ウナギを食べる習慣があるのか・・・
それは、平賀源内がうなぎが売れるように知恵を授けたのが夏だったからです。
夏にかけた販売促進だったから夏の土用丑の日が有名となったのです。
平賀源内さんっても今で言うと、CMのコピーライターという才能もあったのですね!(^^)!
他の食べ物はいけないの?
ここまででなぜ土用丑の日にうなぎを食べるかがわかりました。
では、土用丑の日にはうなぎ以外のものを食べてはいけないのでしょうか。
ずばり、そういうわけではありません!
うのつくものを食べる習慣があるだけで絶対にうなぎを食べなければいけないわけではないのです。
土用丑の日には夏の暑さに負けないように力のつくものを食べるとよいでしょう。
ちなみに、土用と名のつくたべものはうなぎのほかにもあります。
土用餅といわれる土用に食べるあんころ餅や土用しじみ、土用卵です。
しじみもたまごも栄養価が高く滋養物としてよいとされているからこの名で呼ばれます。
何度も言いますが、別にこれらの土用のものを絶対に食べなければいけないわけではありません。
自分の体調に合った夏に力をつけ、暑さを乗り切れるものを食べれば大丈夫です。
こう考えると少し敷居が下がったように感じますね。
まとめ
いかがでしたか?
土用丑の日にはウナギを食べるものと思いがちですが、実はそんなことなかったんですね。
それが知れただけで土用丑の日がとっつきやすいイベントになりそうで個人的に嬉しいです。
でも、せっかくなら土用丑の日にはおいしいうなぎがたべたいですね。
そこで、スーパーで購入できるうなぎをもっと美味しくする方法をご紹介します。
ひと手間加えるだけでうなぎは劇的に美味しくなるんですね!すぐにやりたくなってしまいました。みなさんもやってみてはいかがでしょうか。
最後に、”アオテ”と呼ばれる肉質の柔らかい上質なうなぎをご堪能してみませんか!
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