すすきの祭りって知っていますか?
北海道の夏祭りと言うと、あまりピーンとこないですよね。
実は、北海道の夏に行われる最も熱いイベントの一つあるのです。
それは、札幌「すすきの祭り」で、2018年で54回を迎える歴史ある祭りです。
今年のすすきの祭りの見所や日程などご紹介していきます。
すすきの祭りとは?
すすきの祭りとは、昭和40年に第一回薄野祭り(現すすきの祭り)が開催されました。
実際には昭和26年から3年開催されていたようですが、昭和40年が第一回になっています。
当初は大通りの広場で盆踊や、歌謡コンクールを行う程度だった祭りから、狸小路の狸祭り、定山渓の河童祭りと協力しあい、連合的な夏のサマーフェスティバルに成長していきました。
すすきの祭りの20周年の記念行事として、東京の浅草から花魁役を招いて「花魁道中(おいらんどうちゅう)」が行われました。
これが評判に非常がよく、翌年からは恒例行事として定番になっています。
すすきのという繁華街で大人の遊び場というようなイメージがありますが、祭りは小さな子供からお年寄りまで楽しめるイベントになっています。
2018年日程と見所や楽しみ方
第54回 すすきの祭り
日程:2018年8月2日(木)~ 4日(土)
期間:3日間
時間:17:00~22:30
場所:北海道札幌市中央区 札幌駅前通りと南5条交差点周辺
すすきの祭りといえば、何といっても初日に行われる「花魁道中」が一番の見どころとっても過言ではありません。
毎年公募で2名の女性が選ばれ「夢千代大夫」と「佳津乃大夫」が約一時間半かけて夜のすすきのを練り歩く人気のイベントです。
豪華絢爛な衣装と、高さ25センチもの黒塗りの下駄をはき、ゆっくりとした独特な「外八文字」という歩き方は、見るものを惹きつけます。
また、最終日に7基の神輿を1,000人以上で担ぐ迫力は圧巻です。
さらに、3日間行われる祭りの期間中は連合太鼓、連合神輿渡卸、女衆神輿、よさこいソーランなどイベントが盛りだくさんです。
2017年のすすきの祭りの様子がすすきの観光協会オフィシャルサイトで紹介されていますのでチェックしてみてくださいね。
祭りの期間中(夕方から夜間にかけて)歩行者天国となった会場内に、屋台が約100軒以上出店しています。
本場札幌ラーメンや札幌ビール、ジンギスカンなどボリューム満点の地元のグルメが味わえそうですね。
アクセス方法
JR札幌駅から歩いても約20分ほどで着くアクセスしやすい場所になっています。
札幌駅から大通駅、すすきの駅までは地下歩行空間でつながっています。
また、道が一直線なので、迷うことなくスムーズに行けます。
ですので、地下鉄がおすすめです。
地下鉄を利用する場合は、
- 札幌市営地下鉄・南北線「すすきの駅」より徒歩1分
- 札幌市営地下鉄・東豊線「豊水すすきの駅」より徒歩1分
- 専用の駐車場は無く、 周辺の有料駐車場をご利用ください。
なお、夏の北海道は観光客が多く訪れますので、事前に宿泊予約をしておくといいですよ。
最後に
札幌の夏の風物詩「すすきの祭り」は夜に行われるという事もあり、幻想的で印象的な不思議な感覚になります。
祭りが終わるとすぐに秋になってしまうからなのか、北海道の人は夏の祭りをとても楽しみます。
そんな熱気と興奮に包まれたすすきの祭りに今年はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?