暑中見舞いと残暑見舞いの時期と内容の違いはコレ!一つで十分!

一般常識
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夏の季節の挨拶状といえば、暑中見舞いと残暑見舞いですね。

暑さが続く中、相手の健康を気遣ったり、近況を伝えたりすることが多いようです。

でもこの二つの挨拶状は、送る時期が微妙ではっきりと分からない方も少なくないと思います。

また、暑中見舞いも残暑見舞いも両方送った方がいいのか悩むところでもあります。

そこで、暑中見舞いや残暑見舞いを送る時期や、両方送ったほうがいいのかどうかについて調べてみました。

参考にしていただければうれしいです。

 

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暑中見舞いの時期っていつ?

暑中見舞いを出す時期については、次のように諸説あるようです。

 

◇二十四節気の『小暑』(7月7日頃)から『立秋』(8月7日頃)の前まで

◇土用の時期(『立秋』の前の約18日間。7月20日頃から)

◇梅雨が明けてから

 

暑中見舞いというのはそもそも、「暑い毎日ですが、いかがお過ごしですか?」という相手への安否伺いなので、梅雨が明けてすっかり夏らしくなった頃に送るのがよいのではないでしょうか?

 

ということで、暑中見舞いは、梅雨明けから立秋前までに送るようにしましょう。

 

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残暑見舞いの時期っていつ?

 

暑中見舞いは立秋前までですが、立秋を過ぎたら残暑見舞いに切り替えます。

いつまでに送るのかについても諸説あるようですが、通常8月中に送るとされています。

遅くても9月初旬までには送るようにしましょう。

 

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二つの違いなに?両方するの?

 

暑中見舞いと残暑見舞いの違いは、先ほど説明した「時期」と「季節の言葉」、それだけです。

時期についてはもう出てきましたので、季節の言葉についてまとめてみます。

 

暑中見舞いの挨拶文は

暑中お見舞い申し上げます」

ですが、これが残暑見舞いになると

残暑お見舞い申し上げます」

となります。

 

また、文末の日付ですが、暑中見舞いでは

「○○年 盛夏」

としますが、残暑見舞いだと

「○○年 晩夏(立秋)」

となります。

 

このように、暑中見舞いは夏の暑い盛りを表す季節の言葉を用い、残暑見舞いには「暦の上ではもう秋だけどまだ暑いですね」という秋のニュアンスを含んだ言葉を用います

 

こういった季節の微妙な移り変わりを意識するやりとりは、日本ならではの美しい習慣ですね。

 

また、暑中見舞いと残暑見舞いは、両方送った方がいいのか?という疑問ですが・・・

結論を言うと、どちらか一方を送ればよいとされています。

 

暑中見舞いも残暑見舞いも、その内容は『季節の挨拶、相手の健康をたずねる、自分の近況、相手の無事を祈る、結びの挨拶』などと同じような感じのものです。

 

1~2ヶ月の間に2通の同じような挨拶状を送られたら、相手方も当惑してしまうかもしれませんよね。

ですので、暑中見舞いと残暑見舞いはどちらか片方を送ればよいとされています。

 

最後に

暑中見舞いと残暑見舞いは、送る時期と季節の言葉が違うだけで、同じ夏の挨拶状だということが分かりました。

『盛夏』と『立秋』を連想させる言葉を用いると季節感が増しますね。

暑い毎日が続いて、暑さに負けそうなとき、暑中見舞いや残暑見舞いをいただくと、元気がもらえる気がします。

自分の健康を気遣ってくれるのもうれしいものですね。

「暑い夏をお互いに頑張って乗り切りましょう!」という気持ちになります。

今は、メールやSNSなどで簡単にメッセージが送れますが、あえて手書きで思いを込めて送ってみるのも素敵だと思いませんか。

 

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