コーヒーの効能と効果ってあると思いますか?
朝食のときにも、仕事中に一息つくときにも、1杯のコーヒーが欠かせないという方は多いと思います。
実は、このコーヒーにたくさんの健康効果があるのですよ。
例えば、シミを予防する美容効果や、生活習慣病、がん予防まで様々な効能があるのです。
そんなコーヒーが持つ効能効果とインスタントコーヒーの効果について詳しくご紹介します。
では、早速、見てみましょう。
コーヒーに効能あるの?


カフェイン=刺激物というイメージがあるため、健康にとってあまり良いものではなさそうですよね。
カフェインによって「胃があれる」「眠れなくなる」などの症状を経験したことがある人もいると思います。
しかし、カフェインには、脂肪を燃焼させたり、糖尿病を予防したり、食後に飲むと胃酸の分泌を促して消化を助けたりするという体に良い効果もあるのです。
また、コーヒーには「クロロゲン酸」というポリフェノールの一種が含まれており、
- 脂肪の吸収を抑制する、
- 血糖値を改善して糖尿病を予防する、
- 血圧を下げる、
- 抗酸化作用による老化防止、
- シミ予防
などたくさんの美容・健康効果があります。
そして、この2つの成分を持つコーヒーには、まだまだ驚きの効果があることがわかってきています。
どんな効果なの?


がんには様々な種類がありますが、どんながんに効果があるのでしょうか。
肝臓がんについては「ほぼ確実」、子宮体がんについては「可能性あり」という評価が出ています。
これはコーヒーが持つ糖尿病予防効果が関係しているのではないか、とのこと。
この2つのがんは、糖尿病を発症するとかかりやすくなるため、コーヒーを飲んで糖尿病のリスクが下がることで、がんのリスクも下がると考えられるためです。
また、クロロゲン酸の抗酸化作用もがんの抑制に効果があるようです。
それから、コーヒーを1日3~4杯飲む人は、心疾患・脳血管疾患・呼吸器疾患の病気で死亡するリスクが約40%も減少するという研究結果も出ています。
毎日1杯でも飲む人は、程度の差はあれ効果が期待できますが、5杯以上飲む人は逆にリスクが上がってしまうようで、3~4杯が最も効果的な摂取量となっています。
インスタントでも同じなの?


加熱処理などの製造工程で一部破壊されますが、それでもインスタントコーヒーのポリフェノール(クロロゲン酸)含有量は、ドリップしたものと比べて15%程度しか変わりません。
100mlあたりのドリップコーヒーに含まれるポリフェノールは237mg、インスタントコーヒーでは206mg。
ポリフェノールの多い飲み物の代表である赤ワインは290mgなので、比べてみてもコーヒーのポリフェノール含有量が多いことがわかりますね。
「やっぱり香りも良いし美味しいから、豆を買って自分で淹れたいわ」というドリップコーヒー派の方には、深煎りよりも浅煎りがおすすめです。
これは、焙煎時間が長くなるほどクロロゲン酸が減っていくためです。
ポリフェノールをより多く摂取したいときには、浅煎りの豆を選びましょう。
ちなみに、カフェインも浅煎りの方が多く含まれるんですよ。
苦みの強い深煎りコーヒーの方が多くのカフェインを含んでいるように思われがちですが、意外ですよね。
最後に
私自身、コーヒーが大好きで毎日欠かさず飲んでいるのですが、コーヒーを飲む習慣が病気の予防につながるとは考えたこともありませんでした。
飲みすぎはかえって病気のリスクを高めたり、胃酸の過剰分泌により胃を傷つけたりするそうなので、適量を守ってこれからもコーヒータイムを楽しみたいと思います。
ただし妊娠中・授乳中の方は、カフェインが赤ちゃんに悪影響となるので、コーヒーの摂取は控えめにしましょうね。
どうしても妊娠しているけどコーヒーを飲みたいと思っている方は、私の知り合い妊婦さんが「妊娠中にお世話になったお医者さんは、1日2杯程度なら問題ない」と言っていましたので、担当のお医者さんに確認して見てください。
でも、やっぱりカフェイン心配の方は、次のノンカフェイン代用コーヒー商品があります。
女性に人気の黒豆が入っていることはもちろん、本格焙煎でコーヒー好きの方にも満足頂ける代用コーヒーである黒豆玄米珈琲がありますので、チェックされてみてはいかがでしょう。