夜つかれて眠る時に、フワッと暖かくて包み込んでくれるようなお布団で眠れたら…最高ですよね!
良質な羽毛布団って、本当に気持ちが良いです。
年齢を重ねるほど、良い眠りについて次の日はスッキリ目覚めたいですよね。
夜は心ゆくまでぐっすり眠りたいという方のために、羽毛布団の選び方として重さや種類についてまとめました。
では、早速、見てみましょう。
羽毛布団とは?



「羽毛布団」とはダウンを50%以上使った布団の事をいいます。
このダウンというのは、水鳥の胸に生えている毛のことで、一羽から5g~15gほどしか採れない貴重なものです。
見た目はタンポポの綿毛のようにふわふわしていて、発散性にとても優れており、軽くてたっぷり空気を含んでいます。
羽毛布団の独特の柔らかさはこの羽毛が入っているからです。
「羽毛布団」と「羽根布団」も、ダウンとフェザーで出来ていますが、違いは中綿のダウンの比率です。
羽毛布団はダウンを50%以上使ったもので、羽根布団はスモールフェザーを50%以上使ったものになります。
スモールフェザーとフェザーは鳥の羽根そのものの形をしています。
6.5㎝以上のものをフェザー、6,5㎝未満のものをスモールフェザーといいます。
スモールフェザーは羽毛布団の中綿としても使われていて、ダウンと混合されて弾力性を発揮します。
保温性はあまり高くはないのですが、通気性が良く、冬以外の季節に、枕や肌布団に使用されます。
フェザーは翼の部分に生えている羽軸を使っていて、一般的には羽毛の掛布団には使われていません。
羽根には弾力性もなく、保温力もないので、敷布団や枕の詰め物に使用されています。
羽毛布団の選び方と重さは重視した方がいいのか



羽毛布団の選び方と重さは重視した方がいいのかと言うと、必ずしもそうとは限りません。
先ほどの説明した羽毛布団のダウンは、とてもフアフアして軽いので重くはありません。
快適な睡眠をとりたいなら、羽毛布団は一番おすすめです。
何といっても軽くて暖かいのに、ふわっとフィットして体を圧迫しません。
羽毛といっても値段の幅が広く種類も多いので、選ぶとき迷います。
良いものを購入すれば、15年くらいは持つと言われていますので、どこを重視したらいいのかと言うと・・・
品質表示にダウン90%以上の羽毛布団が高品質の目安で確認しましょう。
ほかに、臭い、弾力、縫製の丁寧さ、羽毛が詰めすぎていないかどうかなどをポイントに見ると良いです。
気を付けたいのは、羽毛量が多いとボリュームがあるように見えるため、暖かそうな印象に見える重さのある羽毛布団です。
品質の悪い羽毛布団の場合は見た目をふかふかに見せるために、重量が増えていることがありますので、注意してください。
上質な羽毛布団はふんわりして、軽いので手で押してゆっくりと戻ります。
ただし、重さもしっかりチェックしましょう。(ふんわりしているのに重い)
信用できお店で直接自分の目で確かめてから、5万円位からの上質な羽毛布団を選びたいですね。
私は今まで、木綿の布団や羊毛布団、化繊の布団など使ってきましたが、木綿の布団は重くて、肩が凝っていたのに気が付かないでいたこともありました。
化繊の布団は肌触りが悪く、静電気も起こりやすいのであまり良いとはいえません。
数年前に羽毛布団に切り替えた時に、その快適さにやめられなくなりました。
羽毛の種類も重視した方がいいの?



羽毛布団の羽毛(ダウン)が採れる水鳥は「グース」か「ダック」の2種類です。
グースがガチョウで、ダックはカモです。
一般的に体が大きい水鳥のほうが、大きな羽毛を持っていて保温力も高いです。
そのため、ダックよりも大きな羽毛を持っているグースの方の価値が高くなります。
産卵を中心に育てられている何年か冬を越した親鳥のマザーグースとマザーダックは、さらに暖かく高価な羽毛です。
生産地はハンガリー、ポーランド、シベリア等の寒い産地のほうが良いとされています。
グースとダックには白い羽毛と灰色の羽毛を持っているものがあり、「ホワイト」と「シルバー」に名前が付けられています。
ですが、羽毛の色に品質は関係ありません。
羽毛は水鳥の体格、飼育環境、採取時期、産地によっても品質が違ってきます。
お店で羽毛布団を選ぶときは、グースかダックかを知っておくだけでも、選択基準が違ってきますね。
最後に
布団は一日の3分の1位を過ごす大切な道具です。
つまり、人生の3分の1を占めるので、ぜひ、よい羽毛布団に出会って快適な睡眠ライフをお過ごしください。
やはり、眠りが健康の元ですね。
いつも、ぐっすり眠っているけど、欲張りすぎかな。