ハロウィンの由来を子供にどう話したらいいのか困っていませんか?
ハロウィンのイベントは、今ではすっかり日本でも定着してきましたね。
しかし、一大イベントになっても、ハロウィンの由来についてはあまりまだ知られていないようです。
お子さんから、
「ハロウィンってなに?」
「あのかぼちゃは何なの?」
「どうしてお菓子をもらうの?」
などと、質問攻めにあって困っているママもいることかと思います。
そこで、ハロウィンの由来や、カボチャの正体、お菓子をもらう意味について子供向けには話すことをまとめてみましたので、参考にしてください。
では、早速、見てみましょう。
ハロウィンの由来を子供向けに話すと



小さなお子さんから、「ハロウィンってな~に?」と聞かれたら、「え~っと・・・。」とちょっと戸惑ってしまいますよね。
ハロウィンの由来を子供向けに説明するときは、このように話してみてはいかがでしょうか?
「ハロウィンの日って、魔女とかお化けとかの変装をしてパーティーするよね?
どうしてか知ってるかな?
ハロウィンって、もともとはヨーロッパ地方のケルトサンたちっていう人たちのお祭りなんだよ。
ケルトさんたちは、一年の終わりの日を10月31日にしていたの。
この日は、死んだ人のお化けがみんなのところに帰ってくる日だって信じられていたんだ。
けれど、いいお化けと一緒に悪いお化けも一緒に帰ってきて、その悪いお化けみんなに悪いことをたくさんしたの。
そんなお化けが怖い人たちは、
『みんなでお化けの格好を真似して、仲間だと思わせよう!』
と考えて、魔女とかお化けの変装をしたの。
そしたらお化けたちは、みんなを仲間だと勘違いしたり、
怖すぎて逃げ出すお化けもいたんだって!
それから、10月31日にはみんなでお化けの格好をして
悪いお化けから自分たちを守るようになったんだよ。」
こんな感じでお話ししてみてはいかがでしょうか?
ハロウィンのかぼちゃを話すには



お子さんが、ハロウィンの由来が分かって安心したのもつかの間、今度は
「じゃあ、かぼちゃって何なの?」なんて聞いてくるかもしれません!
そんなときは、こんな風に説明してあげましょう。
「かぼちゃはね、悪いお化けを寄せ付けないために置くんだよ。
だから、あんなにこわーい顔をしてるんだね。
あのかぼちゃ、『ジャック・オー・ランタン』っていうんだけど、日本語にすると『ランタンを持つ男』っていう意味なんだよ。
とっても悪人だったジャックが、悪魔と出会ったときに『死んでも地獄に落とさない』っていう約束をしたんだって。
でもジャックだって人間だから、いつかは死んじゃうでしょ?
ジャックは悪人だったから、当然天国には行けなかったんだけど、悪魔との約束で地獄にも行けなかったの。
だから、ジャックは天国にも地獄にも行けずに、魂がこの世をさまよい続けることになったんだって。
それで、ジャックはカブをくり抜いてその中に魂をともしてさまよってるんだって。
今はカボチャだけど、最初はカブだったんだね。」
今ではカボチャをくり抜いて飾るけど、本来はカブだったんですね。
お子さんもびっくりするかもしれませんね。
ハロウィンのお菓子はどんな意味を話すには



ハロウィンで仮装した子供たちが「トリック・オア・トリート!」と言いながら家々を回っていくということも有名ですよね。
「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞっ!」という意味ですが、お菓子を配るのはどういう意味があるのでしょう?
これも、お子さんにも分かるようにご説明しますね。
「ハロウィーンでお菓子を配るのは、色々な意味があるんだよ。
- 1つめは、死んだ人の霊を鎮めるっていう意味で(ちょっと難しいかな?)
- 2つめは、悪霊を追い払うため
- 3つめは、神様にお菓子を食べてもらうため
こんな風にいろんな意味があるんだね。
そして、もらったお菓子をみんなで持ち寄って、パーティーすることもあって、みんなで仲良くするいい機会にもなってるんだって。」
最後に
これまで、ハロウィンの由来をあまり知らずに楽しんでいた方も、由来を知ることによって、より一層ハロウィンが楽しめるようになるのではないでしょうか?
お子さんの質問にも分かりやすく答えてあげることで、みんなでハロウィンパーティーをもっともっと楽しんでいただければと思います。