イルミネーションといえば、キラキラと光るきれいな電飾のことを言いますね。
以前からイルミネーションを目玉にしていた地域もありますが、近年ではよりイルミネーションブームが起こり、各地で楽しむことができます。
イルミネーションが近年増えた理由の1つとして、青色発光ダイオードが発明されたことが大きいでしょう。
この青色をきれいに発光させることができるようになってから、イルミネーションは一段とバリエーションにも富み、各地で扱われるようになったように感じます。
今回は、イルミネーションが人や社会にもたらす効果と心理的な効果についてまとめてみました。
参考にしてください。
イルミネーションの実益効果とは?



キラキラときれいなイルミネーションは、ムードを演出し、気持ちを楽しくさせてくれますよね。
そんなイルミネーションですが、実はいろいろな効果があるとされています。
目を惹く
お店などであれば、非常に目を惹く広告塔になってくれます。夜だと視認性が非常に高くなりますし、装飾としても使えるので一石二鳥。特別なイベントをやるときには、かなり視認性を高めることができると思います。
街の防犯
きれいだと楽しむのはもちろんなのですが、実は防犯対策としても効果があります。イルミネーションは光なので、暗くならないときれいには発光して見えませんよね。なので、夜に点灯していることが多いと思いますが、これはきれいに点灯するからというだけではなく、暗い夜道を照らすという目的もあるようなのです。地域でイルミネーションをやっているのも、防犯上良いことだと言えます。
ムードを演出できる
イルミネーションといえば、という効果でしょう。イルミネーションはきれいなものであり、きらきらとした光が日常を違う景色に見せてくれます。暗い中での光というのは、安心とともに異日常の演出をしてくれるものだと言えます。
イルミネーションの心理的な効果
イルミネーションの心理的な効果は前項の効果と結びつくところが大きいと言えます。
前項とリンクさせて心理的効果を見てみましょう。



華やか効果(目を惹く)
広告としても視認性が高くきれいなものなので思わず見てしまうという効果があります。もちろん、ご家庭でイルミネーションをやっている方もいるはず。地域でやっているところもありますね。そういう場所に行くと、やはり目を惹きます。華やかおうちだなぁ、華やかな地域だなぁと印象付けられるかもしれません。
安心効果(街の防犯)
暗い中に光が見えるとほっと一安心することがありますよね。イルミネーションのように大々的に点灯されていれば、街の明るさは一気に上がります。暗いところよりも明るいところの方が安心できるというのが人の心理です。イルミネーションがきれいなところでは犯罪も起きにくい…かもしれません。
同調効果(ムードを演出できる)
イルミネーションはきれいなものであり、恋人と2人きりで行くとやはり雰囲気が日常とは異なるはずです。そういうカップルが周りには大勢いて、周りと同じことをしたいと思う心理が働くので、イルミネーションイベントではラブ効果というものが発揮されるそうです。
そのため、カップルではないいわゆるひとり者はとても居づらい雰囲気を感じてしまうことも多いというわけです。
冬に多いのはどうしてなの?
イルミネーションイベントが冬に多いのは、何と言ってもクリスマスというイベントがあるからでしょう。
クリスマスツリーの電飾がイルミネーションのイメージの最も強いものだと思います。
そして、冬は雪が降りますね。
イルミネーションのきらめきと舞い降りる雪の組み合わせはとても素敵で、冬の季節にしか見ることのできない光景です。
また、冬場は空気が澄んでいるからきれいに見えるという点と夜が長い=暗い時間が長いという点もイルミネーションが冬に多い理由かもしれません。
冬だと17時頃には真っ暗になっています。仕事終わりにイルミネーションを楽しめる利点がありますね。



最後に
いかがでしたでしょうか。イルミネーションにはいくつかの効果とそれによる心理的効果があることがわかりました。
そして、冬にイルミネーションが多い理由もまとめてみました。
冬というとやはり寒い、というマイナスのイメージがあるのでイルミネーションなどのプラスのイメージのものが組み合わさるととても魅力的な季節に感じられます。
素敵なイルミネーションを誰と見ましょうか?