あんこうの皮!栄養効能と食べ方はあんこう鍋の七つ道具がおススメ!

食一般
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あんこうは、海水魚で、そのほとんどが海底に生息する深海魚です。

江戸時代から、五大珍味のひとつと言われるぐらいの高級食材です。

あんこうは見た目がグロテスクな顔で体全体にぬめりがあるのが特徴のお魚です。

あんこうは、骨以外すべての部位を食べることできますので、昔から「あんこうの七つ道具」と言われています。

そんな、あんこうの皮の栄養と効能と鍋の食べ方についてご紹介します。

 

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あんこうの皮に栄養あるの?

 

あんこうは、水分が約80%以上を占めており、魚の中でもタンパク質が多く低カロリーなので、肥満の方やダイエット中の方にむいているお魚なのです。

なかでも、あんこうの皮とヒレの部分には、噛めば噛むほど味のでるコラーゲンがたっぷりと含まれています。

コラーゲンは煮るとゼラチン化し、旨みと栄養が凝縮した煮こごり状態になります。

あんこうの肝臓にあたる「あん肝」は、下の表でもわかりますが、見た目と食感から「海のフォアグラ」と言われ、約40%が脂質ですので、とても高カロリーです。

さらに、ビタミンD,ビタミンA、ビタミンB12、ビタミンE、DHA,EPAなどが含まれています。

 

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あんこうにはどんな効能があるの?

先ほど述べたようにあんこうの皮やヒレには、コラーゲンが多く含まれていますので、ビタミンC(長葱やきゃべつなど)の多い野菜と一緒に食べることで、さらに効果が期待できます

特に寒い時期に悩みがちな肌荒れを防いで潤いを与えてくれることは、女性の方にはいいですよね。

あんこうの肝のビタミンDは、カルシウムとリンの吸収を助け、骨の形成を促進する働きがあります。

  • ビタミンAは、目の健康や免疫力をあげて感染症を予防する働きがあります。
  • ビタミン12は、赤血球を作るための必要な栄養であり、貧血予防の効果があります。
  • ビタミンEは、老化防止の役割をしています。

 

DHAやEPAは、コレステロールの低下や脳機能を向上させる作用と動脈硬化の予防する働きがあります。

 

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おいしいあんこう鍋の食べ方は七つ道具?

あんこうは骨以外をすべて食べることができるので、「あんこうの七つ道具」と言われているようにすべて食べられます。

「あんこうの七つ道具」を紹介しますと、

あんこうの七つ道具とは

1.ナギ(身)
2.カワ(カワ)
3.水袋(胃)
4.キモ(肝臓)
5.ヌノ(卵巣)
6.エラ(えら)
7.トモ(尾鰭)

以上の七つが道具と言われて、捨てるところがほぼ無く、七つを使い切った丸ごと食べられるお魚は珍しいですよね。

この七つ道具のなかで、重要なのが肝臓の「キモ(肝)」です。

実は、あんこうの肝は濃厚なだしになります。

昔からそれを利用して漁師が船上で作る郷土料理「どぶ汁」があります。

作り方は、肝を乾煎りしてから溶かし、水分を入れずに、あんこうと野菜の水分で煮込みます。なんだか、煮込みと聞いただけでもおいしそうですね。

味付けは味噌ベースですが、醤油ベースもあります。

また、鍋には、栄養満点な成分と旨みが汁に溶け出しているので、しめにうどんやご飯を加えることで最後の一滴まで食べつくすことができます。

 

ちなみに、肝は血合いをきれいに取り除いてから、塩をまぶし、蒸す事によって独自の臭みを取り除くことができるそうです。

 

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まとめ

あんこうは、冬になるにつれて産卵を迎えますので肝にたっぷりの脂肪を蓄えますのでその時期があんこうの旬になります。

あんこうの価値は肝の大きさで決まると言われています。

そんな栄養満点のあんこうを丸ごと鍋にして「あんこうの七つ道具」の食感の違いや味を楽しみながら、お肌もプルプルの美肌になり、体も心も元気になって寒い冬を乗りきりませんか。

 

 

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