家庭にあると便利な調味料のめんつゆと白だし。
どちらを使う頻度が多いですか?
両方とも醤油が使われていますが、見た目の色合いと甘さや塩分に違いがあるのが特徴なのですよ。
そんな、めんつゆと白だしの調味料の特徴や違いやそれぞれ代用できるかをご紹介しますので、参考にしてください。
めんつゆと白だしの違いとは?
めんつゆと白だしの大さじ1(15ml)の当たりの成分は、下の表ですがほぼ似ていますが、多少白だしの方が塩が多いようですね。
※めんつゆ、白だしは4社メーカーの数値を平均した値
大さじ15mlあたり | カロリーcal | たんぱく質g | 脂質g | 炭水化物g | 食塩g |
---|---|---|---|---|---|
めんつゆ | 11 | 0.4 | 0 | 2 | 1 |
白だし | 8 | 0.4 | 0 | 1.4 | 1.5 |
もう少し原材料なども含めてそれぞれについて見てみましょう。


めんつゆは、昆布やかつお節、干椎茸やいりこのだし汁に醤油やみりんや砂糖で作られた調味料です。
主に麺類に使うことが多いですが、煮物や天ぷらのつゆにも使われます。
濃い口醤油で作っているので見た目の色は濃く、味は甘めになっていますが、だしの香りが強くでています。
白だしは、昆布やかつお節のだし汁に白醤油や薄口醤油に砂糖やみりんを加えて作った調味料です。
主に素材をそのまま生かす時に使われますので醤油の色をつけたくない煮物や卵料理や、京料理などで使われる上品なイメージがあります。
見た目の色は薄く、あっさり感はありますが塩分の濃い味となっています。
では、このめんつゆと白だしを使った料理にどんな特徴がでるのかを見てみましょう。
めんつゆと白だしを使った料理特徴とは?
特に親子丼や、卵焼き、茶碗蒸しなどの卵料理がわかりやすいので、例としてあげて紹介します。
白だしの特徴
白だしを調味料に使うことで簡単に作ることができて、卵の黄色が鮮やかできれいに仕上がります。
(白だし使用)


めんつゆの特徴
めんつゆを使うことで簡単に美味しく仕上がりますが、見た目が濃く感じてしまい、せっかくの卵の色が目立たなくなってしまいます。
(めんつゆを使用)


料亭でお馴染みの若竹煮などは、素材を生かすために白だしを使っているそうですよ。
めんつゆは、麺類のつゆや煮物や漬物や煮たまご料理の色付けに向いていますね。
では、この二つは、ほぼ似たような成分なのでそれぞれ代用ができるのかどうか見てみましょう。
めんつゆと白だしの代用の仕方
気がついたらめんつゆや白だしをきらしてしまった事がありますよね。
そんな時は、それぞれに調味料を加えることで代用ができます。
●白だしがない場合は・・・
めんつゆを少なめにし、塩や顆粒だしと出し汁であわせます。甘みが必要な時は、みりんを加えてひと煮立ちさせます。
●めんつゆがない場合は・・・
塩分は高くなりますが、白だしに、水とみりんと醤油とあわせてひと煮立ちさせます。数日保存したい時は、お酢を数滴加えることで防腐剤の代わりになります。
やはり、似たもの同士なので、お互いに融通がきくようですね。
最後に、簡単なアレンジのめんつゆのたれをご紹介します。
めんつゆのアレンジたれの作り方とは
暑い季節になりますと、麺類を食べる機会が多くなりますよね。
そんな時、いつものめんつゆだと飽きてしまいませんか?
そんな時、めんつゆに、お好みの食材を加えるだけでつゆが変身しますよ。
- めんつゆ+お酢+砂糖+ごま油+ラー油(お好みで)=冷やしラーメンのたれ
- めんつゆ+梅ぼし(大葉)=梅たれ
- めんつゆ+水+カレー粉=カレーたれ
- めんつゆ+すりゴマ+練りゴマ+味噌+生姜=ゴマたれ
- めんつゆ+ミートソース=トマトたれ
など色々なたれになりますので、一度挑戦してみてくださいね。
まとめ
家庭にあると便利な「めんつゆ」と「白だし」の万能調味料。
それぞれ、選び抜かれたかつお節や昆布からだしをとっていますので風味がとても良いため、和洋折衷の色々な料理法にあわせて使うことによって料理のレパートリーが広がり、美味しさが増し、家族も笑顔になりますね。
この機会に、旬の食材を使い「めんつゆ」と「白だし」を使った料理の達人になってみませんか。
最後に【おすすめの白だし】として、「おうちで楽しく美味しく手軽にお料理を!」をお考えの方に、TV・雑誌等、いろいろなメディアにて紹介されている七福醸造株式会社が製造する特選料亭白だし「四季の彩」お試しセット