まな板の除菌の頻度は?どんな除菌方法いいの?しないとどうなるの?

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突然ですが、毎日使うまな板の除菌は大丈夫ですか?

実は、家庭での食中毒は全体の1割程度ですが、毎日色々な食材を調理するまな板が食中毒を発生させる恐れがあることをご存知でしたか?

そのまな板をどのように除菌したらよいか気になるかと思います。

今回は、まな板の除菌の頻度、除菌の方法、除菌をしないとどうなるかについてご紹介しますので、参考にしてください。

 

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まな板の除菌の頻度はどれくらい?

まな板の除菌はどのような頻度、つまりタイミングでしたらいいのか?

まず、まな板は、日々の調理で傷目がつき汚れが入り細菌が繁殖しやすい環境であることを認識してください。

 

本来であるならばまな板を、食材ごとに分けることが理想です。

がしかし、現実問題として難しいので、以下の順序で調理するのがいいでしょう。

 

最初に果物や野菜から切ってから肉類、魚類の順番にしますと、細菌の汚染の拡大することを防ぐことができます。

 

また、表と裏に使い分ける、あるいは下敷きのパットや牛乳パックなど使用することで汚染を防ぐことができますよ。

 

そして、肝心のまな板の除菌の頻度は、基本的にはその都度、除菌を行うことで細菌の付着することを防ぐことができます。

 

特に、肉類や魚類を調理した場合は、しっかりと除菌が必要ですね。

 

その除菌の際には、台所洗剤がいいのか、漂白した方がいいのか迷うかと思いますので、プラスチックのまな板と木のまな板と分けて説明します。

 

プラスチックのまな板は、食器用洗剤で汚れは落ちますが、どうしても汚れが気になる時は、まな板を塩素系の漂白剤をかけ、ラップで全体を密着することで汚れが効果的に落ちます。

 

木のまな板は、漂白をかけますと黒ずみやカビの原因になってしまいますので、食器用洗剤で洗い、汚れが気になる時はぬるま湯で流してから食器洗剤で洗い手のひらで触って確認し、匂いも残っていないかチェックして、余分な水分をしっかりふき取り陰干しをします。

ただし注意点としては、直射日光を直接当ててしまいますと、まな板が急激な温度変化で割れや反りにつながってしまいます。

 

ということで、プラスチックのまな板と木のまな板は、それぞれ洗い方や乾かし方に気をつけることで清潔で長持ちさせることができますので、上手に除菌しましょう。

 

ところで、台所洗剤や漂白以外でもまな板の除菌方法があるのですが、どんな方法があるりかを見てみましょう。

 

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どんな除菌法がいいの?

では、台所洗剤や漂白以外のまな板の除菌方法を6つ紹介します。

1.熱湯は、手間がかからないが、木とプラスチックのまな板ともに反りの原因になってしまう。

2.キッチン泡ハイターは、プラスチックの場合は汚れが簡単に落ちやすいが、木のまな板に使用すると黒ずみやカビの原因になってしまう。

3.漂白剤は、プラスチックのまな板には使用できるが、漂白がまだらになりやすので、袋に漂白剤と水をいれてつける。泡ハイター同様、木のまな板は黒ずみやカビの原因になってしまう。

4.アルコールは、完全に乾燥した場合は効果がありますが、匂いが残りやすい。

5.重曹は、安く手に入りやすく、研磨作用と消臭効果がある。

6.クエン酸は、お酢の代わりになり、除菌力があり、とくに魚の匂いをとる事ができます。重曹を使った後にクエン酸を使うことで、重曹の白い粉を残らず洗い流す効果がある。


そして、いつのタイミングで交換したらいいのかも気になりますよね。

交換時期の目安

まな板の買い替えのタイミングとしては・・・

木のまな板は黒ずみやカビはカンナで削ることは出来ますが、歪んできたら交換時期だと思います。

プラスチックも、汚れが落ちにくくなり、表面が歪んできたら滑りやすくなりますので、交換時期となります。

 

いつも、簡単に水洗いやお湯で流していたが、除菌をしないとどうなるのでしょう。

 

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除菌しないとどうなるの菌が増えるの?

まず、結論から言いますと、菌が増え続けると認識してください。

そのために、まな板は、菌のマンションと言われていますので、色々な細菌が付着したまま、次々と食品に菌が汚染されて行くと思ってください。

そして、場合によっては、食中毒が発生原因となりますので、特に暑い時期には注意が必要となりますね。

 

ここで、代表的食材からの食中毒として挙げてみますと

    • 魚類に多い食中毒は、腸炎ビブリオ
    • 肉類に多い食中毒は、腸管出血性大腸菌(O157)、カンピロバクター
    • 卵類に多い食中毒は、サルモネラ属菌

などがあります。

 

ですから、結論としては・・・

  • 調理する時はまな板をそれぞれ使い分けることがよいこと(理想)
  • 魚類や肉類をまな板で調理した時はしっかり洗い流すこと
  • 調理の最中には、ほかの食材に触れないこと

これで食中毒を未然に防ぐことができます。

 

最後に、肉類や魚類を調理した後、お湯で洗っていませんか?

実は、これって危険なのですよ。

 

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肉類や魚類を調理したあとは、お湯で洗ってはいけない!

肉類や魚類を調理したあとは、お湯で洗うとなぜか、除菌された気分になりませんか?

しかし、お湯で洗うことで、まな板全体に菌が広がってしまい食中毒の原因になってしまうのです。

 

肉類や魚類のタンパク質がお湯で流すことで固まってしまい、汚れが落ちにくくなってしまい黒ずみやカビ原因にもなるからです。

 

ですから、汚れを流水で流してから、食器用洗剤で洗い、よくすすいで水気を切り乾燥させることで、まな板を長持ちせせることができます。

 

また、まな板を洗うスポンジも食品の汚れや常に水分が含んでいて細菌の繁殖条件が揃いますので、漂白で除菌や、熱湯消毒などで水分を乾燥させることが重要となります。

 

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まとめ

まな板は、毎日使う調理道具です。

木のまな板やプラスチックのまな板はそれぞれメリットやデメッリトがありますが、普段の使い方や扱い方などの手入れによって長持ち度がかわってきますので、ぜひ、自分にむいている除菌方法を見つけて継続することが大事になります。

一年中きれいなまな板がいいのですが、特に、暑い時期は気を付けてください。

家族がおいしい料理が食べられて、健康で過ごせるようにもう一度まな板の除菌について見直しをしてみましょう。

 

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