梅雨の食中毒の原因を再チェック!予防3原則と6つの方法!

健康
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梅雨の時期になると、どうして食中毒が多くなるがご存知ですか?

 

食中毒と言っても、大したことはないと思っている方も多いのではありませんか。

実際に、食中毒になりますと、言葉では伝えにくいほどのつらい腹痛と下痢という経験を梅雨の時期にしました。

 

なんか梅雨時に食事するのが怖いなと心配すると思いますが、でも、大丈夫です。

そんな状況にならないために、梅雨の時に食中毒の原因を再確認して、その予防方法について一緒に見てみましょう。

 

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梅雨時の食中毒の原因を再確認!


そもそも、食中毒とは、何かと言うと、飲食物そのものに有害で毒性のあるもの含んだものを
食べることによって、下痢や嘔吐など引き起こす中毒症状のことです。

そして、昔から梅雨時の食中毒は注意することは、言われていました。

どうしてなのかわかりますか?

それは、食中毒の原因がわかると、その理由がわかりますので、まずは、食中毒の原因を再確認していきましょう。

 

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食中毒の原因


政府広報オンラインの「暮らし役立つ情報」によると、食中毒の主な原因は、「細菌」と「ウイルス」と紹介されている。

そのほかに、寄生虫、化学物質、自然毒などがあげられています。

この中の細菌による食中毒は、細菌性食中毒と呼ばれていて、ある条件がいいと食品の細菌が増殖します。

 

ある条件とは、高温多湿で、時期としては梅雨なのです。

温度が20~30度でよく繁殖し、適度な水分で増殖するのが特徴です。

ですので、梅雨時に食中毒を喚起しているのも頷けるわけですね。

 

また、生体内毒素型食中毒というものがあります。
これは、病原菌が消化器官内で増殖する時に初めて毒素を生み出すものもあるのです。

具体的な細菌を挙げると(政府広報オンラインの「暮らし役立つ情報」抜粋)

腸管出血性大腸菌 (O157やO111など): 腸管出血性大腸菌は食肉などに付着し、肉を生で食べたり、加熱不十分な肉を食べたりすることによって食中毒を発症

カンピロバクター:牛や豚、鶏、猫や犬などの腸の中にいる細菌

サルモネラ菌:牛・豚・鶏などの食肉、卵などが主な原因食品

セレウス菌:土がつきやすい穀類や豆類、香辛料などが主な感染源となり、チャーハンやスパゲティ、スープなどが原因食品

ブドウ球菌:ケガをした手での調理で感染し、汚染された食物を食べると、3時間前後で急激におう吐や吐き気、下痢など

ウエルシュ菌:人や動物の腸管や土壌などに広く生息する細菌、カレー、煮魚、麺のつけ汁、野菜煮付けなどの煮込み料理が原因食品。最近では。カレーの作り置きで食中毒になったニュースが流れました。

腸炎ビブリオ:海の魚の刺身に注意

病原性大腸菌:調理の前や間にも手首や指の間、爪の間まで石鹸でよく洗う

という細菌がいたるどころにあります。

 

ウイルス系の食中毒としては、ノロウイルスが有名です。

ノロウイルスは手指や食品などを介して、口から体内に入ることによって感染し、腸の中で増殖し、おう吐、下痢、腹痛など引き起こす。

 

そして、ノロウイルスに感染した人の手やつば、ふん便、おう吐物などを介して、二次感染するケースもあるので、ちょっと隔離が必要となる。

整理しますと、

どうして、梅雨時に注意喚起するのか!

 

この細菌性食中毒となる細菌は、高温多湿の梅雨時になると増える

 

実は、この細菌は、10℃以下では繁殖活動が鈍くなり、マイナス15℃以下では繁殖活動をやめてしまうという特性がある。

 

しかし、反対に梅雨時、そして夏場の高温多湿には、その繁殖能力が最大化する。

ですから、梅雨時に注意喚起をするワケです。

食中毒の原因となっている細菌

梅雨時と夏場の環境下がとても大好き!

だから、取り扱い注意する必要あり!

 

では、食中毒にならないようにするために、どんな予防が必要なのかを見てみましょう。

 

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予防の方法について

政府広報オンラインの「暮らし役立つ情報」食中毒予防の3原則ついて、説明していますので、見てみましょう。

食中毒予防の3原則

 

つけない・・・手のバイ菌をつけないようにしっかり手洗い
増やさない・・冷蔵庫などで低温保存して、細菌増殖を抑える
やっつける・・中心部を75℃で1分以上加熱する

 

ウイルスの場合は、調理場内へウイルスを「持ち込まない」、「ひろげない」ことが重要と説明されています。

  • 持ち込まないとは、調理者等が調理場内にウイルスを持ち込まないための健康状態の把握・管理
  • ひろげないとは、手洗い、定期的な消毒・清掃で防ぐ。

さらに、それぞれの各家庭で食品を購入してから、調理して、食べるまでの過程で食中毒を防ぐ6つのポイントを紹介しています。

 

家庭の食中毒を防ぐ6つのポイント

 

(1)買い物・・・消費期限の確認、肉や魚などは汁が他の食品に付かないように分けてビニール袋に入れるなど
(2)家庭での保存・・・冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管。冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つなど
(3)下準備・・・野菜などの食材を流水できれいに洗う、生肉や魚、卵を触ったら手を洗うなど
(4)調理・・・調理の前に手を洗う、肉や魚は十分に加熱。中心部を75℃で1分間以上の加熱が目安。
(5)食事・・・食べる前に石けんで手を洗う、作った料理は、長時間、室温に放置しないなど
(6)残った食品・・・清潔な容器に保存する、時間が経ちすぎたものは思い切って捨てるなど

ということが紹介されています。

どれも、基本的な事ばかりですが、意外としていないことが多いようですね。

 

しかし、これら他に見落としがちな部分もあるのです。
どんなことか見てみましょう。

見落としがちな予防?

手洗いや冷蔵庫での管理や加熱などしっかりしていても、ここを見落としてしまうと、せっかく予防もムダになります。

 

それは、何か言いますと、まな板包丁なのです。

まな板の上で、調理を基本的にします。

もちろん、その際には、包丁も使用します。

 

実は、まな板に大腸菌とブドウ球菌がつきやすく、繁殖もしやすいのです。

特に、木のまな板を使用している場合には、気をつけてください。

また、木以外の樹脂製のものは、包丁の傷跡などにバイ菌が潜んでいます。

 

予防対策としては、

熱湯処理してから、よく乾燥させる

ことらしいので、しっかり予防しましょう。

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最後に

私は、食中毒なんて、今の時代にそんなになるかと思っていたのですが・・・

意外にも、家庭内で起きやすくなっているらしいです。

今回、まな板と包丁が意外な盲点であることを
知りました。

 

なんでも、木製まな板の業務使用が制限されている条例が各地であるとのこと。

まな板の取り扱いには気をつけましょうね。

 

ちなみに、食中毒は、夏場は細菌性で冬場は、ウィルス性の食中毒が発生しやすい。

という事は、ほぼ一年中食中毒があるので、しっかり予防しましょう。

 

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