突然ですが、夏バテになった事がありますか?
と言われても・・・と思います。
私は、かなり昔に一度だけあります。
夏バテになると、なぜか食欲不振になります。
その結果、夏バテとなること多いですね。
そうならないために、夏バテの防止食材として、夏野菜のオクラをおすすめしたい。
どうして、夏バテが食欲不振となり、そのために夏野菜のオクラなのかという理由を紹介しますね。
夏バテの食欲不振原因はどうして?
日本の夏は、高温でしかも湿気が多いといういわゆる高温多湿が特徴です。
しかし、身体は一定の体温を保つことで、なんとか高温多湿をしのごうとします。
その際に、身体エネルギーを使いますが、知らず知らずのうちに負担がかかり、自律神経の機能が低下して体調不良を引き起こす。
特に、昔と比べたら冷房の発達していますので、体温調整ができなるという自律神経の不調に陥ることが多い。
また、蒸し暑いので常に水分不足の身体の状態となり、我慢すると頭痛やむくみなどの症状がてる。
そのために、冷たいジュースやビールなどを飲むことが多くなる。
しかし、大量の冷たい飲料を飲みますと、胃腸の働きの悪化させてしまい、消化酵素も低下する。
こうなると、夏バテの状態となる。
食欲不振の流れを整理すると、次のようになる。
この中で注目したいのは、消化酵素の低下である。
この酵素の働きは、生命活動には、大変重要であることを以前の記事で紹介したので、参考にしてくださいね。
そこで、酵素の働きを補給するには、新鮮な生の野菜が必要になってきます。
でも、どんな野菜でもいいのかと言うと・・・
できれば、旬な夏野菜をおすすめします。
旬な食材は、おいしさはもちろんですが、やはり、その季節に応じた栄養も提供してくれます。
どんな夏野菜がいいのでしょうか?
おすすめの夏野菜はオクラいい?
夏野菜と言っても、いろいろあります。
トマト、きゅうり、ナス、ゴーヤ、枝豆、オクラ、ピーマン、モロヘイヤなどたくさんあります。
これらの夏野菜には、食べることで身体を冷やしてくれるきゅうりやナスがあります。
そして、食欲不振におすすめなのは、オクラです。
どうしてオクラなのか?
実は、オクラのネバネバとヌルヌルがいいのです。
ネバネバの正体はなにか?と言うと、ムチン なのです。
このムチンってなんなのかと言うと、学術的には、糖類とたんぱく質の複合体で、特有の粘りけとぬめりけをもった物質とのことです。
簡単に言えば、ネバネバしてヌルヌルしているものです。
このムチンは、胃の粘膜を保護してくれるのです。
胃の中では、強い殺菌効果の胃酸がありますが、この胃酸の強さを防いでいるのがムチンなのです。
ですから、ムチンを摂ることで胃の粘膜を保護して胃炎などの予防や改善効果を発揮します。
結果的に、いつもの健康な胃の状態にサポートしてくれるのがムチンなのです。
でも、ネバネバしてヌルヌルしている食べ物の中で有名なものは、納豆がありますが、効果はどうなのでしょう。
結論から言うと、納豆にも同様の効果があります。
その他にも、山芋、里芋、レンコン、モロヘイヤ、つるむらさきなめこ海草類なども同様の効果があります。
しかし、夏野菜という観点からするとオクラをおすすめします。
また、水溶性の食物繊維やビダミンB1なども含んでいます。
特に、ビダミンB1は夏バテの疲労回復には良いとされています。
まとめると
同時に、消化酵素の補給してくれる。
小さいにもかかわらず、オクラのパワーはすごいですね。
最後に
夏バテ食欲不振の防止食材として、オクラをおすすめ理由はお分かりになりましたでしょうか。
そんなオクラがいいのであればと思い、夏バテの予防にオクラばかりを食べることはおすすめできません。
やはり、なんと言っても、バランスの良い食事に心がけることが大切です。
そのバランスの良い食事の中に、オクラのおかずも入れるといいですね。
ネバネバとヌルヌルで夏バテにならないようにしましょう!