ちょっとしたドライブなどをすると、助手席に座っているとついつい眠くなってしまうことってありませんか?
管理人の奥様も、助手席にいると最初は、いいですが、やがて、アクビをしてしまい、眠くなるようです。
管理人は、助手席の方が寝たとしても気になりませんが・・・
しかし、世の中には、助手席で寝てしまうとがエチケット違反と思い大変気にしている方もいるようです。
たぶん、助手席と言う表現がいかにも助けるのが当然だと解釈してしまうのも原因かも。
そこで、
- どうして助手席と言うのか?
- 助手席は眠くなり寝てしまうのか?
寝ない方法があるのかを調べてみました。
どうして、助手席と言うのか?
車の席の名前といのは、運転席、後部座席はわかりますが・・・
どうして運転席の脇の席だけは助手席と言うのでしょうか?
前席とか、運転手隣席とか言ってもいいのですがテレビやラジオでも助手席と当たり前のように言っています。
どうして、助手席と言う必要性はあったのでしょうか?
助手席と言われる意味があった!
実は、日本の自動車の歴史を探ることで、助手席という意味があったことがわかります。
助手と言うくらいですので、運転手を助けなくてはいけませんが・・・
本当にそんなことがあったのでしょうか?
調べますと歴史的には、ふたつの説があるとあるようですが、管理人的には、どちらも正しいと思いますが。
どうしても、乗り降りの際には、たいへんでしたので、踏み台を出したり手を取って手助けが必要でした。
その手助けをする人が運転手の脇にいて、助手さんと呼ばれて、運転手の脇の席に座っていたのです。
これが、助手席と呼ばれたと言う説です。
当時の自動車は、エンジンをかける際に、クランクという道具を使って、車の前で回して運転手がアクセルを調整しながらエンジンを始動した。
まさに、運転手の助手ですね!
そのために、当然2人体制の車乗りとなった。
その際に、手袋をしてクランクを回していた。
その手袋を収納するボックスが今でも助手席にあるグローブボックスとなっている。
この2つの説は、なんとなくどちらも正しいと思いますがね。
どちらにせよ、運転手を助けるためにある席ということで助手席という表現になったようです。
では、この助手席は、どうして眠くなるのか?
助手席は眠気の魔法のシート?
人は、眠りにつくには、適度な温度と静けさと更にプラスして、微妙な揺れがあると気持ちよくなり、眠りにつきやすいと言われます。
この微妙な揺れの代表には、ゆりかごやハンモックがありますね。
つまり、
- 適度な温度
- 静けさ
- 微妙な揺れ
これらの3点であるのが車の助手席というわけです。
実は、この3点は、後部座席にはそれほど無いようです。
これは、車自体は運転手に最高の心地よさを求めて、運転席側に負担をかけないようにしたので、必然的に助手席もいい環境になったわけですね。
そういう意味では、まさに助手席は眠気の魔法のシートと呼ばれても不思議ではありませんね。
では、眠くならない方法はないのでしょうか?
眠くならずに寝ない方法とは?
運転手は、どうしても事故を起こさないように、いつも緊張して運転しています。
ただし、いつもことなので、この緊張も次第に慣れてきますので運転できるわけです。
これが、眠くならない方法だと言えます。
つまり、助手席に座ったとしても、常に緊張していれば、眠くなりにくいということです。
しかし、助手席での緊張の連続では、精神的にも肉体的にも疲れます。
仕事でしたら、それは必要かもしれませんがね。
また、助手席で寝てしまったということで、エチケット違反と考えてしまいがちですが・・・
反対に、それは、助手席という魔法のシートで、“運転手を信頼しているので、安心して寝てしまった”と思ったほうが、精神衛生上的にはいいと思います。
最後に
車の助手席という立場も、時代によって変わってきたことがわかりますね。
道路交通法では、運転手がすべての責任を持つということになっています。
事故のない運転がとにかく最高にいいので、そのサポートが助手席の人が、たまにはお手伝いをするも大切かも知れませんね。
ただし、命令口調でのサポートは謹んでね。
今日も、安全運転でいこう!