半夏生と言う言葉を知っていますか?
なんか映画のタイトルのような感じがしますね。
最初にカレンダーで見たときは、
半夏生ってなんだ?
- どう読むの?
- どんな意味があるの?
と色々と考えてしてしまいました。
たぶん、7月のはじめなので夏が半分来たぞ!と言う意味なのかと思いましたが・・・
でも、半夏生という花あったので、それに関係しているのかな・・・
実際に、調べて見ると田植え完了日目安がタコと結びついていました。
今回は、その半夏生の読み方と意味、そして、田植え完了日目安とタコの結びつきについてしらべましたので、ご覧ください。
半夏生の読み方と意味とは?
半夏生という花は、上のような花で6~8月に咲くドクダミ科の花とのことです。
そして、肝心な半夏生の読み方は、
はんげしょう
と読みます。
なんかおしゃれな読み方ですね。
どんな意味なのかと言いますと、
雑節の一つで(雑節の説明はのちほどします)
夏至から11日を経過した日を半夏生としている。
毎年、夏至の日は変化しますが、ほぼ7月2日頃となっています!
それで、肝心な意味ですが、昔は、この日まで田植えを済ませることにしていたとのことです。
農作業のひとつの目安日だったのです。
ちなみに、新暦の7月2日は、旧暦では、5月中旬から下旬のはじめ相当することが多い。
今は、ゴールデンウイーク期間中に田植えが多くみられるので、だいたい似ていますね。
ここで、先ほどの雑節ってなんだと気になりますね。
雑節とは?
この雑節は、農作業と深く関わっているようです。
昔は、どんな農作業をいつまですれば良いのか、
判断する目安が必要だったので、この雑節があったようですね。
雑節は、もちろん色々あります!
ウィキペディアでは
雑節(ざっせつ)とは、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた、特別な暦日のことである。
一般に雑節と呼ばれるのは、次の9つである。
- 節分
- 彼岸
- 社日
- 八十八夜
- 入梅
- 半夏生
- 土用
- 二百十日
- 二百二十日
これに、初午・三元(上元・中元・下元)、盂蘭盆、大祓を加える場合もある。
(ウィキペディアの雑節から引用)
ところで、半夏生で食べる意外な物があります。
それが、田植え完了日に結びついているのです。
半夏生とタコと田植え完了日の関係?
日本の歳時記では、その時々の行事の歳に必ず食べるものが決まっていることが多いですね!
代表例として
端午の節句・・柏餅
土用丑の日・・うなぎ
冬至・・・・・カボチャ
などがあります。
なぜか、それほど全国的な行事になってない半夏生の日にある地方であるものを食べるのです。
なんだと思いますか・・・?
・・・
・・
・
なんと!
タコなのです!
しかも、関西地方だけのようです!
どうして?
なんか、理由があるのかと言うと・・・
その理由は、田植えした稲がしっかりと土に吸着するように
という願いからとのことです。
これって、もしかしたら恵方巻きのように、全国的に広がるのではないですね?(私だけか^^;)
なお、地域によっては、うどんやサバを食べるところもあるようですね。
最後に
日本の暦には、いろんなものがあって面白いですね。
今回の半夏生と言う言葉を知って、ある意味驚きました。
これからは、何かしっかり根付かせ時は、タコを食べるのもいいかもね~。
ところで、不思議ですが半冬生という言葉はないようです。