新宿御苑の紅葉がとても素敵なところであることを知っていますか?
東京というとどうしても高層ビルが立ち並び、そこここに道路が伸びて人も物も行き来の激しいところというイメージがありますよね。
そんな環境だと「なかなか季節の変わり目を楽しむことはできないのではないだろうか」と思いがちですが、実はそんなこともありません。
都内にもいくつか広い公園などもあり、場所によっては自然と触れ合える場所もあるのです。
そこで、今回ご紹介する新宿御苑は、都内にある有料公園の中でも最も敷地が広い公園で、さくらの名所として有名ですが、それ以上に紅葉もかなりきれいな場所なので、新宿御苑の見頃時期や魅力とアクセス、ライトアップついてまとめてみましたので参考にしてください。
では、早速、見てみましょう。
見頃の時期はいつ
新宿御苑の紅葉の見頃は、11月上旬から12月初めまでの約1ヶ月も楽しめるのです。
新宿御苑の中にある樹木の種類が多いため、時期を少しずつずらして紅葉していくので、長く紅葉を楽しむことができるのです。たとえば、11月上旬にはハナミズキが色付き、11月中旬にはイチョウやカエデなどが色付いていきます。
早いものでは、10月下旬頃にハナミズキが美しく色付いていることもあるようなので、紅葉のピーク時の混雑を避けるために、早めに紅葉狩りに行く方もいるようですよ。
- 見頃は11月上旬から12月初めまで
- 時期によって色付いていく樹木の種類が違う
- 10月下旬でも紅葉を楽しめる可能性あり
新宿御苑の鑑賞ポイント
新宿御苑の鑑賞にもポイントありますので、ご紹介します。
新宿御苑は、一般向けの公園となったのは戦後で、それまでは皇室専用の庭園という位置付けでした。
皇室専用庭園だったということもあり、広く品の良い庭園です。特徴的なのが、西洋の庭園様式を取り入れつつ、日本庭園の様式も見ることができるのです。
その庭園の様式の雰囲気によって、周りの紅葉と組み合わさったときにそれぞれ様子の違う景色を楽しめます。
日本的な風流を感じられる日本庭園とカエデの組み合わせ、色付いたプラタナスの並木道はヨーロッパ的な景色、御苑の中心部にあるイギリス庭園と紅葉などかなり様子の違った紅葉を楽しめます。
ライトアップについて
日中かなり紅葉を楽しめる新宿御苑、六義園のようにライトアップしていたらとても美しいことでしょう。しかし、残念ながら新宿御苑ではライトアップをしていません。
その理由とは
立地環境によってやはり規制がありなかなかライトアップするのは難しそうです。
なので、新宿御苑では日中の紅葉を何日か訪れて異なる紅葉を楽しむというのが良いでしょう。ちなみに、ライトアップは六義園がおすすめです。
ライトアップは残念ながらしていないことがわかりましたが、それでも日中の鑑賞でも十分見応えがありますよ。
そんな見応えがある新宿御苑へのアクセスについて紹介しておきますね。
新宿御苑へのアクセス
まずは新宿御苑の基本情報をまとめてみたいと思います。
アクセス方法とパーキング情報
新宿御苑は、上記の基本情報からも分かるように非常にアクセスが良いです。そして、入口が3つある広い敷地を有する公園です。一度行っただけでは全てを見ることはできないしょう。
つまり、何回か行くたびに紅葉も深まっていきますから何度行っても楽しめるというわけです。
敷地の広さによってだけでなく、樹木の種類が多いということもあるので少しずつずれて紅葉していきます。そのため、紅葉を楽しめる期間がズレていくのもまた見どころポイントですね。
また、飲食物の持ち込みが禁止されていないので、お弁当などを持ち寄って芝生でゆっくりピクニックをしながら紅葉を楽しむことができますよ。
整理すると
- 都内にあるのでアクセスが良い
- 敷地が広いので、何度行ってもまた違った紅葉を楽しめる
- 紅葉を楽しめる期間が長い
- 飲食物の持ち込みがOKなので、ピクニックしながら紅葉狩りできる
まとめ
最後に、新宿御苑で紅葉を楽しむための情報を改めてまとめてみましたので、再チェックしましょう。
見頃
- 見頃は11月上旬から12月初めまで
- 時期によって色付いていく樹木の種類が違う
- 10月下旬でも紅葉を楽しめる可能性あり
見どころ
- 和と洋の庭園を楽しめる
- 庭園と紅葉の組み合わせで様々な様子を楽しめる
- ライトアップは残念ながらしていない
これで都内でも充分に紅葉を楽しめますね。紅葉の時期も長く、時期によって見られる紅葉が違うというのがまた素敵です。
仕事に行く前に、仕事終わりに、休日に家族や恋人とともに…楽しみ方はあなた次第。ぜひ、今年は新宿御苑で紅葉狩りを楽しんでみてくださいね。