読書の秋はなぜ!その理由はコレ!秋のつく言葉にそんな要因!

豆知識
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読書の秋はなぜなのかという素朴な疑問を思ったことはありませんか?

夏の暑さが落ち着いてくると、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋などと枕詞のようにつく秋がやってきますね。

 

どうして、秋はそんなにもいろいろな言葉と組み合わせられるのでしょうか。

 

今回は、読書の秋のなぜなのかという由来を中心に秋にまつわる言葉となる要因について調べて見ましたので、参考にしてください。

では、早速、見てみましょう。

 

 

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読書の秋はなぜなのか

 

9月は長月と言われるように、気温も下がり夜長になる時期で、夜に入る時間が早くなる季節となります。

 

そのためか、中国唐代の文人に韓愈(かんゆ)という人がいて、その人が残した詩の中に「燈火(とうか)親しむべし」という一節があります。これは、「秋の夜は涼しさが過ごしやすく、あかり(灯光)で読書をするには最適だ」という意味があるそうです。

 

 

秋の気候と秋の夜長が一番、読書に適した季節であると表現したこの詩が、「読書の秋」の由来になっているようです。

 

 

この詩を夏目漱石が「三四郎」という小説の中で取り上げたことも「読書の秋」というイメージを強くする一因になったのかもしれませんね。

 

 

意外な詩と小説が、「読書の秋」に関係しているなんて驚きですねΣ(・□・;)

ところで、秋以外に読書に親しむ期間はあるのでしょうか?

 

秋以外に読書週間もあるのか

 

秋の読書週間は、有名ですよね。

 

いつからと言うと、毎年11月3日の文化の日を中心とした10月27日から11月9日の2週間を読書週間としています。実は、これ以外にも読書週間はあります。しかも位置的に秋の気候の似ている春に見られます。

 

 

実際に、春にある読書週間を確認してみると、次の3つありました。

 

 

1.こどもの読書週間
4月23日から5月12日までのこどもの日を含む約3週間のこと。

 

世界的には、読書に関係する記念日もあります。

2.国際子どもの本の日
4月2日。デンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの誕生日に由来している。国際児童図書評議会(IBBY)加盟国が毎年、ポスターとメッセージを作成し、世界の子どもたちに届けている。日本児童図書評議会(JBBY)は、各国の世界共通ポスターとメッセージの日本語版を作成し、国内の図書館等に配布する活動をしている。

 

3.サン・ジョルディの日
4月23日。この日は「本の日」とも呼ばれ、カタルーニャでは家族や友人など親しい人に本を贈る記念日とされている。この風習は20世紀後半に「サン・ジョルディの日」の名とともに日本へ紹介され、爆発的ではないが少しずつ浸透しつつある記念日。

 

春という時期は、なんとなくウキウキ感があり読書と結びにくいような気がしますが、世界的には春に読書なのですね。

 

 

でも、やはり、秋はしっとりした静寂感が漂い読書と結びつくような気がしますね。と言うのも、冒頭で紹介したように、色んな「◯◯の秋」がありますので、秋には特別な要因効果があるのかを見てみましょう。

 

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秋という効果は特別なのか

 

秋は、新米の季節ですので収穫の秋となっていてお祭り行事になっていることが多い。春から、忙しく動きまわって、やっと、収穫ができてひと安心という状況でいろんな活動に打ち込めるのが秋なのでしょうね。

 

そして、一年の季節の中で秋という季節はその涼しく過ごしやすい気候のため、物事に取り組むには最適な季節なので特別なような期間になっているのです。

 

 

そのためか、いろんな催し物が自然と発生して、この季節だから楽しもうとした秋がキャッチフレーズ的に使われているので、代表的なものを見てみましょう。

 

 

秋がつく言葉の要因

 

 

◯ 読書の秋

「燈火親しむべし」という詩もそうですが、夏の暑さが落ち着き、夜も過ごしやすくなるのが秋です。

人の集中に最適な温度が18度前後であると言われているので、秋の気候はぴったりなわけですね。

本を読むにはやはり集中力が必要になりますから、詩とともに気候が「読書の秋」というイメージになったのでしょう。

 

 

◯ 食欲の秋

秋は収穫の季節です。お米が実り、果物や野菜もたくさん採れます。

秋の味覚代表であるサンマもありますね。秋にはおいしい旬のものが多く、食欲を刺激し、満たしてくれます

 

また、「冬眠に備えて脂肪を貯めこむ」という動物の本能が残っていることも起因していると言われます。

 

人間は冬眠をしませんが、寒い冬を乗り切るために体に脂肪を蓄えようとして、秋になると食欲が強くなるそうです。

 

 

 

◯ スポーツの秋

きっかけは東京オリンピックのようです。秋の気候は体を動かすのは最適で、もともと運動会は秋に行われる傾向にありました。

 

それが東京オリンピックがきっかけに、以前にも増してスポーツに親しもうとする気風が高まったようで、開会式のあった10月10日が「体育の日」として定められたほどです。

2020年の東京オリンピックは、夏の8月に開催されるようですが、どうなのでしょうかね。

 

 

◯ 芸術の秋

読書の秋と同様、集中しやすい季節であることもそうですが、「二科展」「日展」「院展」という美術の公募展が秋に集中しているからかもしれません。

 

文化の日もありますし、芸術イベントもそこに目がけて多く開催されています。芸術作品を楽しむのにも適した季節ですね。

 

 

こうしてみると、秋という季節はその涼しく過ごしやすい気候から物事に取り組むには最適な季節要因といろんな催事要因があったようですね。

 

確かに、湿度もそう高くなく、夏の暑さも終わり、冬の寒さはまだ来ていないちょうど良い気候なのですね。冬になる前に、色んな秋を大いに満喫したいというのあるのかもしれませんね。

 

最後に

 

人それぞれ感じる秋があるかと思いますが、秋には何かに親しむという気候効果が特別ありそうな気がします。

 

そんなときにこそ、日頃できていなかったことに集中して取り組んでみる、なんていうのも良いかもしれませんね。

 

秋にはついつい見てしまうスマホをやめ、一冊の本を鞄に入れてみましょう。!(^^)!

通勤や通学の時間に少しずつ読み進めていくのも良し。新しく買った本を就寝前に読んでそのまま眠りにつくのも良し。楽しみ方はいろいろです。

充実した秋を過ごしましょう。

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