麦茶と言えば、夏の飲み物のイメージですが、
最近では、スーパーの売り場でオールシーズン見ることができます。
と言うことは夏場ばかりでなく、オールシーズンに飲まれのは、理由があるからなのでしょうかね。
なにか他のお茶に比べても特別な効能があるのか
- 水出しタイプが普及しているが、昔はどんな飲み方をしたのか?
- 水出しでも効能面は大丈夫なのか?
などについて一緒に確認してみましょう。
麦茶のふたつの効能とは?
効能の前に最初に特筆すべき点があるのです。
それは・・・
カフェインが無い点です。
だから、子どもが飲んでも大丈夫なのです。
コーヒー、紅茶などに含まれるカフェインは、少量でも刺激がありますが、最終的には尿として体外に排出します。
それでもカフェインは、妊婦や幼児、子どもにはかなり刺激で、胃痛、不眠症、血液洗浄低下や疲労回復力低下など抵抗力がない人にはお勧めできないようです。
となれば、カフェインが無い麦茶はとてもいいワケですね。
しかも、それ以外にも素晴らしい効能があります!
ふたつの効能とは
ふたつの効能は、次の通りです。
効能1
ほてった身体の体温を下げる効能がある。
夏場には、もってこいの飲み物ですね。
効能2
血流を改善してサラサラ効果にすることが知られている。
麦茶に含まれるピラジンという成分があって、これが血流を改善させる作用があることがわかっている。
実際に、農林水産省などの研究でも、麦茶を飲むことで血液の流動性が高くなることが判明してる。
他にもいろいろ効能が有るのですが・・・
麦茶はカフェインが無くて、どんな人にでも飲んでも効能があるのは、他に類を見ない飲み物ないのが特徴です。
こんな素晴らしい麦茶は、昔から飲まれていますが、水出しタイプは最近のことです。
果たして、水出し麦茶には、このような効能はあるのでしょうか?
水出し麦茶の歴史と効能?
麦茶っていつから飲まれているのでしょう。
焙煎した大麦の種子を煎じて飲んでいたのは、平安時代の貴族であったことが文献に記載されています。
その後、江戸時代には“麦湯売り”の屋台があったので、庶民も飲んでいたことがわかります。
ただ、昔は“麦湯売り”という表現からどうやら温かい飲み物だったようですね。
それじゃ、冬場に飲まれていたのかと思いきや、わざわざ温かいものを夏場に飲まれていたのようです。
どうして?
そもそも大麦は初夏が収穫時期となっており、それを焙煎して飲むと味と香りが良く、夏場に温いものを飲んでいた。
実のところ、麦茶を冷たくして飲んだのは、ごく最近で昭和30年代に冷蔵庫が普及してからとのことです。
しかし、まだこの時代は煮出し用の麦茶で、一旦、煮出ししてそれから冷やしたようです。
本格的な水出しタイプは、1980年(昭和50年)に販売されてからです。
今では、水出しタイプの麦茶が当たり前となっていますがね。
水出しタイプの麦茶の効能とは
それで、肝心の効能ですが・・・
基本的な成分は、同じなので効能も同じですが、少し味と香りが変わるようです。
味は、煮出し用に比べてマイルドになるのが、長く入れておくと渋みが出るので、2時間程度で取り出した方が良いとのこと。
香りは、煮出しに比べて今ひとつですが、もし、香りも楽しみたいのら、お湯を使用すると良い香りになるとのことです。
最後に
麦茶は、最初から水のような温度でなく、温かい飲み物として飲んでいたことには、ちょっと驚きました。
しかも、飲料としてはカフェインもなく、身体のほてりや血液サラサラに効果があり、すごい飲み物だったのも驚きました。
ちなみに、麦茶は日本独自の飲み物ようです。
外国人も一度飲んでからファンになるみたいです。
これからは、私ももっと飲もうと思いましたね!(^^)!