寝汗がひどくて、夜中に起きたことってありませんか?
「昨夜は、暑くて、頭に汗をかいて夜中に目を覚ましたよ。枕が濡れて、冷たく感じて大変だったよ」と朝、起きて妻に話すと「寝ていて、そんなに汗を掻くなんて、冬なのに、病気じゃないの?」
確かに、熱いラーメンを食べて汗をかくのとわけが違う。
ましてや、夏でもないのに・・・考えて見れば、毎日ではないが、寝汗をかくことが最近、多いので気になり、寝汗がひどい原因について調べて見ました。
ぜひ、参考にしてください。
どうして寝汗をかくの?
実を言うと、だれでも毎晩、寝汗をかくのが普通なのです。
では、どうして、寝汗をかくのか?
これは、深い眠りで脳の視床下部の発汗中枢の体温調節機能が働きで自然と発汗するためです。汗の量としては、ひと晩に、 約コップ一杯分の汗をかきます。
しかし、今回、管理人のように大量な寝汗で夜中に起きるなど場合には、何らかの原因がありそうです。(-_-;)
原因を探るために、まずは、どんな症状の寝汗のかき方をしているのかを思い出してください。
寝汗にも、2通りあります。
それは、
- 身体の部分汗
- 身体全体の汗
・・・です。
あなたは、どちらでしょうか?
この2つの汗のかき方で、汗をかく原因が類推できますので、早速、見てみましょう!
部分汗は、メンタルの・・・
身体の部分汗とは、どの部分なのと思う方もいらっしゃると思いますので、具体的には、身体の部分である身体上下半分、腕、頭、首などです。
結論から言いますと、部分汗を多くかく場合は、ストレスと関係していることが多いそうです。
この場合のストレスによる寝汗は、何らかの不安や心配などの精神的に不安定の要素が強さに応じて、寝汗の量が増えるのが特徴のようです。
どうして、身体の部位部分で多くかくのかと言うと、体質と関係しているらしく、寝ている間に最も発汗作用が強い部分で集中的に汗がでるそうです。
結果的には、この部分汗の場合は、ストレスの軽減、精神的な不安な要素が後退していくと寝汗の量も徐々に減少し、やがては普段の状態になる。
しかし、普段の状態になかなかなれない原因として男性の場合は、
頑張る=仕事
という感情が強いために、知らないうちにストレスを溜めこむことも多いからとのことです。
ということは、頑張らなくてもいいという気持ち的にして、ストレスを溜め込まないようにして、寝汗の量を抑えられると考えられますが・・・(当たり前か!(*^_^*))
管理人の場合、頭に寝汗を多くかきますのでこの部分汗に該当するようです。
やはり、自分ではストレスとかあまり感じていないのですが、いつの間にか、心理的にかかるのでしょうかね。
その状態の時に、頭の汗が大量に出てくるのでしょうね。そのために、夜中に枕が冷たく感じて、目を覚ますことになるわけですね。
最近では、もしかして、「今夜も頭の汗の量が多くなるかな?」と思うときには、タオルを枕の脇にしっかり用意しておき、すぐに汗をふけるようにしています。
しかし、数日で頭の汗が治まることが多いので、すっかりタオルの用意を忘れることも多いですがね。
あなたも、やはり部分汗のタイプですか?
それとも頭ではなく、腕や首ですか?
いや、むしろ部分的な汗でなく身体全体の寝汗をかく、という方は、どんなことか気になると思いますので、次に、体全体から大量に汗をかく場合を見てみましょう。
全体汗は、ちょっと深刻?
身体全体で汗をかくことは、実は、ほとんど方が経験しています。
何だと、思います?
それは、風邪(かぜ)を引いた時の寝汗です。
風邪(かぜ)で寝込んだ時、汗をびっしょりかいた経験がありませんか?
実は、あの時の汗は、風邪(かぜ)のウィルスが体内にあり、そのウィルスを排除するために体温が上昇するので、大量の汗をかくわけです。
つまり、なにかの病気状態になると、体全体に汗をかくことになるのです。
人間の身体は、うまくできているのですね。
ということは、寝汗を大量にかくということは・・・
そうです。何らかの病気が考えられるということですね。
大量の寝汗をかく場合に、考えられる病気を列挙しますと
- 自律神経失調症
- ホジキン病
- 甲状腺機能亢進症
- 肺結核
- 糖尿病
などです。
男の更年期障害
特に、自律神経失調症の場合は、男の更年期障害とも言われています。「男にも更年期障害があるのか」ってと思いますが、近年、その存在は認知されるようになりましたね。
更年期障害は、男女問わずホルモンバランスの乱れが原因の身体的・精神的不調からきていることがわかっています。
女性の場合は、閉経という大きな変化があるので判断もつきやすいのですが、男性の場合は、その判断が難しい。同時に、男性自身が”自分がなるなんて”認めたくないことが多いらしいです。
原因を確認しますと男性ホルモンの低下ですが、その原因は、加齢とストレスということです。
このストレスは、確か部分汗の原因でもありましたね。ある意味、大量の部分汗をよくかく場合は、その要素を持っているということですね。
えっ、管理人の私も・・・なの?Σ(・□・;)
身体全体からの大量の寝汗をかくことが多い場合は、病気の疑いが強いと思われますので、一度、病院で見てもらうことをおすすめします。
でも、汗と言っても、オレは、手によく汗をかくという方もいらっしゃるかと思いますが・・・
それは、別な病気と思われますので、ここで、寝汗以外の汗を簡単に見てみましょう。
こんな汗もあるよ?
寝汗以外の汗として
- 多汗症(たかんしょう)
- 脂汗(あぶらあせ)
があります。
どんな症状なのかをちょっと見てみましょう。
- 多汗症(たかんしょう)
身体の局地的な手、足、腋(わき)の下、顔などの日常生活に支障を来たす過剰な汗をかくことです。病院での治療もできますので、早目の治療をしてください。 - 脂汗(あぶらあせ)
脂汗とはじっとりとにじみ出る汗。特に、病気で苦しむときや強度に緊張したときなどに出る汗。
緊張の場合の汗はいいのですが、そうでない場合は、病気の前兆かも知れませんので、一度、病院での診察をしてください。
冷や汗(ひやあせ)
冷や汗とは、恥ずかしいとき、恐ろしいとき、緊張したときなどに出る汗です。これは、病気ではないので安心してくださいね。
該当する汗はありましたか?
えっ、やはり、あの汗ですかね。
みんなだれでも、一度ならずとも何度もありますよね。(冷や汗ッ(^_^;)
最後に
寝ていても、汗をかいてしまうなんて、自覚症状がなくても、身体的には大変なのですね。
管理人は、いつも、冷や汗をかいているのに寝ていても、頭に汗をたっぷりかくなんて・・・
きっと、日常生活に不安定要素があるかもね。
これからは、気楽に過ごすことにしようとまじめに考えました。
この時点で、ストレスを抱えているって!
ホントですね。(冷や汗(^_^;)
これからは、むしろ上手に、ストレスと付き合うことにしますかね。