クラゲ種類が世界一の加茂水族館を知っていますか?
夏に海水浴に行きますと、一番、嫌われるのがクラゲです。
その嫌われ者のクラゲで日本ばかりでなく世界中から熱い視線を受けている水族館がある。
それが、山形県の加茂水族館なのです。
その加茂水族館のクラゲ種類が世界一になるまでの秘密と熱い視線を受けている人気のある水族館になのかを探ってみましょう!
クラゲの種類世界一って?
クラゲ世界一という種類については、イギリスのギネス・ワールド・レコーズ社から認定されいますので、世界一ということです。
ギネス認定は、2012年2月で当時は30種類ですが、その種類は、すべて毒針を持つ30種類のみを認定したようです。
その理由は、明らかにされていないらしい。
もともとは、1930年(昭和5年)に設立された「山形県水族館」を前身とするものでクラゲの展示は一切していなかった。
それが、あるキッカケでクラゲの水族館となった。
そのキッカケとは?
隣県での水族館のオープンの影響もあり、1996年~1998年に年間入館者が9万人まで落ち込み、苦境に立たされていた。
その打開策としてインドネシアから輸入したサンゴ礁がキッカケとなった。
実は、そのサンゴ礁には、サカサクラゲの幼生が付着していて、それも展示したところ入館者の歓声が上がるようになった。
それから、徐々にクラゲの種類を増やして、2001年には12種類で日本一となりった。
2005年には、クラネタリウムという専用の展示室を設けて、世界一の種類となり、さらに増やして2007年には30種類となった。
ところで、いかにも簡単に増えたように見えますが本当は、大変らしいです。
世界一になる秘密とは?
クラゲは、傷つきやすくて飼育がかなり難しい。
他の水族の場合は、せいぜい数種類程度が限界です。
しかし、加茂水族館の場合は、
- 種別の餌やり
- クラゲが傷つくにい水槽
などいろいろ試行錯誤して今の種類を維持している。
今では、毎日1000匹以上の繁殖設備の飼育スペースが整備されている。
その結果、一般来館者ばかりでなく、世界的な水族館関係者の来館もかなり多い。
世界一の種類となるべく地道な努力が加茂水族館にはあったのですね。
また、2008年にノーベル化学賞を受賞した下村脩さんが、緑色蛍光タンパク質がオワンクラゲの発光がヒントであり、このクラゲが加茂水族館にあことが話題となった。
この発光クラゲも展示されているますが、この縁で、下村脩さんは名誉館長となっているも面白いですね。
見学したら、お腹もすきますが、ここ加茂水族館には、クラゲレストランもある。
クラゲレストランってどうなの?
2014年(平成26年)6月1日に新たな水族館がオープンしました。
その際に、管内にレストラン、魚匠ダイニング沖海月(おきみづき)もオープンした。
- クラゲ定食
- クラゲカレー
- クラゲ入りアイス
- クラゲ春巻き
加茂水族館のクラゲは、世界一の種類ですので、夏休みの旅行を兼ねて自由研究にどうですか。
観光も兼ねて夏休みの自由研究に取り組めるなんて、あまりないと思います。
もっとも、そうでなくても楽しめます。
電車アクセスは下記参照。
鶴岡市立加茂水族館
〒997-1206 山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
JR東京駅~JR鶴岡駅・・・約4時間
JR鶴岡駅より
・湯野浜温泉行き:JR鶴岡駅より約30分「加茂水族館」下車すぐ