毎日、お茶を飲んでいる方って多いと思います。
最近では、ペットボトルのお茶が自販機やコンビニに手軽に買えるのでおなじみですよね。
普通は、なんとなくお弁当と一緒に、あるいはちょっとした休憩にお飲みになることが多いと思います。
そのお茶である緑茶がアルツハイマー病改善に効果があることをご存知でしょうか?
そこで、今回、緑茶でアルツハイマー病改善の効果とどうすればいいのかとお茶のうがい効果についてご紹介していきます!
緑茶でアルツハイマー病改善の効果
緑茶には、カテキンが含まれていることは知られています。
このカテキンは、体臭予防や口臭予防などにいいとされています。
また、疲労や老化の原因とされる活性酸素をキレイにする抗酸化作用もあります。
それが、今回、アルツハイマー病改善の効果があることが、朝日新聞のデジタルニュースで報道されました。
その内容は、カテキンによる予防効果のメカニズムとしてまとめられていますので、引用紹介します。
◎カテキンによる抗酸化作用
アルツハイマー病や脳血管性認知症の原因として酸化ストレスがあります。その酸化ストレスをカテキンが軽減することで認知症を予防するというものです。◎エピガロカテキンガレートによるアミロイドβ凝集抑制作用
アルツハイマー病の発症メカニズムにおいて、脳におけるアミロイドβの異常凝集および蓄積が重要であると考えられています。その異常凝集をカテキンの一種である「エピガロカテキンガレート」が抑制することで認知症を予防するというものです。◎ポリフェノール類による抗炎症作用
脳の炎症は認知症、特にアルツハイマー病との関連が指摘されています。その炎症をポリフェノール類が軽減することで認知症を予防するというものです。◎ポリフェノール類による血管保護作用
動脈硬化が進んだり血栓(血の塊)ができたりすると脳血管性認知症のリスクが高まります。ポリフェノール類が血管を健康に保ったり血栓が作られるのを抑制したりすることで認知症を予防するというものです。ただし、細胞や動物の実験で明らかにされているものの、「人ではどうなのか?」という点について明らかになっているわけではありません。
となっていますが、2018年6月21日の株式会社伊藤園サイトでは、次のように発表しています。
株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)と株式会社島津製作所(社長:上田輝久 本社:京都府京都市)、筑波大学発ベンチャーの株式会社MCBI(社長:内田和彦 本社:茨城県つくば市)の3社は共同で、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)を対象にした臨床試験「抹茶の認知機能低下抑制効果を評価する試験」を行うことで合意しました。
この結果、緑茶のカテキンが軽度認知障害を抑制することがわかったようです。
更に、いろんな研究機関で緑茶とアルツハイマー認知症について研究していて、例えば、
金沢大学大学院脳老化・神経病態学神経内科学の山田正仁教授らの調査で「緑茶を毎日飲む人は、緑茶をまったく飲まない人に比べて、認知症あるいは軽度の認知障害にかかるリスクが約7割も低い」とか、
「東北大学の研究でも、緑茶を飲む人に認知症が少ないという」報告されています。
こうしてみると、どうやら、緑茶でアルツハイマー病改善の効果がありそうな状況ですね。
では、この緑茶を上手に服用したいと思いますよね。
小分け飲料が効果的!
どうすれば効果的に緑茶カテキンを摂取できるかと思いますよね。
緑茶に含まれているカテキンは、ポリフェノールの一種なのですが、実は、体内に摂り入れても水溶性のため2~3時間で溶け出してしまいます。
となると、一度にたくさんとっても仕方ないので、2~3時間ごとに小分けして服用をすると効果的な摂取となります。
そうすることで、疲労回復ばかりか、アルツハイマー病の予防につながるようです。
しかし、お茶を飲むとトイレに行く回数が増える方も結構いらっしゃいます。
また、どうしても緑茶が少し苦手という方も私の周りでもいます。
そんな方にお茶のうがいでも大丈夫なのかと思いますよね。
その辺のところを見てみましょう。
お茶のうがい効果はあるのか?
冬になると、カゼを引く方が多いと思います。
最近は、インフルエンザの猛威が毎年のように報道されています。
そこで、今簡単なインフルエンザの予防として、緑茶カテキンのうがいが注目されて、いろんなところで実際に行っています。
ここに、面白い例がありますので、ご紹介します。
静岡県立大学薬学部教授・健康支援センター長の山田浩先生の話によりますと、
「老人ホームの入居者を対象に1日3回3ヵ月間、茶カテキンのうがいを行った場合の効果を調べたところ、茶カテキンによるうがいを行った群のほうが行わなかった群よりインフルエンザの発症割合が低いという結果が出ました」とのことです。
もともとインフルエンザのウイルスの表面にはタンパク質の突起があり、この突起を活用してウイルスは喉などの細胞に付着すことで感染することがわかっています。
それが、緑茶カテキンは、この突起に取り付くことによってインフルエンザウイルスがヒトの細胞に吸着するのを阻止したり、細胞内での増殖や細胞外への感染拡大を阻止していることのです。
緑茶カテキンは、細菌などの抑制にいいみたいで、アルツハイマー病も細菌の影響があるといわれていますので効果もあると推測できますね。
つまり、うがいでも喉などの細胞に付着するようなので、アルツハイマー病の予防が期待できるようですね。
まとめ
毎日、飲んでいる緑茶には、意外な効果があるものですね。
ただし、そうだからと言って、緑茶を水代わりに大量に飲むことはおすすめしません。
なぜなら、緑茶にはカフェインも含まれていますので質の良い睡眠の妨げになる場合もありますので。
それと、おしっこの回数も増える人もいますので、毎日、適量がいいみたいですね。
みなさん、長生きの時代になっていますので、ボケないようにして生きていきましょう。
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